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経費削減で「冷房は28度」「夕方以降はエアコン禁止」→ 社長が青ざめた、取引先の『真っ当な指摘』

  • 2026.3.30

真夏のオフィスで「夕方以降エアコン禁止」。そんな信じられないルールを強要されたら、あなたはどうしますか? 私の友人が勤めていた会社は、経費削減のためなら社員の体調など二の次。誰も文句が言えず、社長だけが涼しい部屋で快適に過ごす中、社員たちはサウナ状態の室内で黙々と耐える日々を送っていました。そこに現れた救世主とは……

超ワンマン社長の「過剰な経費削減」

私が以前勤めていた会社は、絵に描いたような超ワンマン社長が支配する職場でした。社長の口癖はとにかく「経費削減!」利益を上げるためなら社員の快適さなど二の次というスタンスで、中でも一番過酷だったのが真夏の空調ルールです。

どんなに猛暑日であっても「冷房の設定温度は絶対に28度!」と決められ、さらに「夕方以降の残業時間はエアコン使用禁止!」という、ブラックすぎる謎のルールが敷かれていました。

社員は熱中症寸前、社長は涼しい顔

夕方以降、ただでさえ日中の熱気がこもったオフィスは、完全にサウナ状態になります。残業中の社員たちはみんなダラダラと汗を流し、熱中症になりかけながらフラフラで仕事をしていました。

しかし、そんな過酷な環境を強いている社長本人はといえば、自分だけは冷房がガンガンに効いた涼しい役員室にこもっているのです。理不尽極まりない状況でしたが、逆らえばどうなるかわからないため誰も文句を言えず、職場の空気は最悪でした。

大口取引先の会長がアポなし訪問!

そんな地獄のような猛暑の夕方、奇跡が起きました。うちの会社にとって絶対に逆らえない一番の大口取引先である企業の会長が、近くを通ったからとアポなしで現場の視察にやってきたのです。

案内されてオフィスに入った瞬間、むせ返るようなサウナ状態の室内に、会長は「なんだこの異常な暑さは!」と絶句。社員が汗だくで青白い顔をして働いている異様な光景に、驚きを隠せない様子でした。

「取引を見直す」真っ当な指摘

騒ぎを聞きつけ、涼しい役員室から慌てて飛んできた社長。そんな社長に対し、会長は「こんな劣悪な環境で社員を働かせる会社に、良い仕事ができるわけがない。御社との取引を見直させてもらう!」と大勢の前で一喝してくれました。

一番の大口顧客を失う恐怖に、社長の顔からは一瞬で血の気が引き真っ青に。即座に「す、すぐにエアコンをつけろ!」と指示を出し、フル稼働させました。

第三者の真っ当すぎる指摘のおかげで、翌日から過剰な経費削減ルールは完全に撤廃され、私たちは無事に快適な環境を取り戻すことができました。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:北山 奈緒
企業で経理・総務として勤務。育休をきっかけに、女性のライフステージと社会生活のバランスに興味関心を持ち、ライター活動を開始。スポーツ、育児、ライフスタイルが得意テーマ。

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