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義父が病に倒れ「邪魔な嫁はクビだ!」会社に大混乱を招いた夫「私が社長よ?」職も家族も失う結果に!

  • 2026.5.8

私の夫は以前、義父が経営する会社に入社したものの、若気の至りなのか義父に反発し、1年足らずで退職してしまった過去があります。その後、私と結婚し、ふたりで小さな飲食店を開業しました。しかし、夫の接客態度の悪さやサボり癖が原因で客足が遠のき、3年で店をたたむことになってしまい……。

無職になった夫は義父に頭を下げて再入社を懇願。その際、義父が出した条件は「私も一緒に会社に入ること」でした。夫が放置した飲食店の経理や接客をひとりで切り盛りしていた私の実務能力を見て、夫のサポート役が必要だと感じたようです。

それから5年が経ち、義父の会社の業績は順調に推移しています。しかし、夫の勤務態度は悪化の一途をたどっていました。遅刻や無断欠席などのサボり癖に加え、機嫌が悪ければ部下に無理な仕事を押しつけ、高圧的な態度を取る始末。

一方の私は、経理や総務全般を取り仕切り、経営会議にも参加させてもらえるようになっていました。

夫は「俺が戻ってきてから会社の業績が上がった」と豪語しますが、実態は違います。見かねて注意すると、「俺が社長になったら、そんな偉そうな態度は取れないようにしてやるからな!」と脅してきます。

夫は、義父の跡を継いで自分が次期社長になると信じて疑っていない様子。しかし、もしも夫が社長になれば、社員が離れて会社が傾くのは目に見えていました。

勘違い夫の暴走

そんな折、義父の持病が悪化し、長期入院を余儀なくされました。いよいよ社長交代の時期が近づいてきたと、夫は浮かれ始めました。

義父にはしっかり治療に専念してほしいと願う私とは裏腹に、夫は「先が長くないのに治療や入院に金をかけるのはもったいない。俺が相続する財産が減る」と冷酷なことを言い出したのです。

実の父親に向かって、そんな言葉を放った夫を見て、私は愛情が完全に冷めてしまいました。

義父の不在中、夫は「自分が次期社長だ」と言い張り、正式な権限がないまま強引に現場の指揮を執り始めました。そして、現場の状況を無視した無謀な指示を出し、社内を大混乱に陥れたのです。見かねた私が指示を撤回させようとすると、夫は社員みんなの前で逆上し、こう叫びました。


「経営に口を出すな!」
「邪魔な嫁だな。次期社長の俺に逆らうならクビにしてやる!」

夫はすっかり社長気分のようでしたが、水面下では別の計画が進んでいました。義父はすでに後継体制について役員や株主と協議を進めていたのです。

夫が暴走していた裏で

実は、夫が会社で暴走していたころ、私は病室に呼び出され、義父から「次期社長は君に任せたい」と告げられていたのです。

義父は、夫が再入社する際から私に経営の適性があることを見抜いていたそう。入社後、私が社内の労働環境を見直し、社員の離職率を下げて堅実な取引先を開拓してきた実績を、義父は高く評価してくれていました。

「あいつでは力不足だ。人の上に立つ器ではない」

実力主義の義父は、社内での夫の悪評や部下へのハラスメント行為もすべて把握していました。次期社長に就任した私が最初に着手すべき課題、それは夫の処遇を正すことでした。

その後、取締役会などいくつかの手順を経て私が正式に社長へ就任することが決定。私は社長になった直後に、夫を会議室に呼び出し、退職勧奨を行うことを伝える書面と、離婚届を差し出し……。

「私が社長になりました」

まず私は、義父から打診を受け、取締役会でも満場一致で私が社長になったことを説明しました。

「は?」
夫は予想もしていなかったというような驚いた表情を見せたあと、「お前なんか何の役にも立っていないじゃないか」と激高しました。

しかし、私が業務改善に努め、利益率を向上させたことは役員や社員の誰もが知る事実です。過去のハラスメントや勤務態度について、これまでの注意記録や証拠を示したうえで、会社としてこれ以上看過できないことを伝えると、夫は青ざめて黙り込みました。

次期社長の座を逃した夫の末路

その後少し時間はかかりましたが、結局、夫は退職に同意し、私との離婚も成立しました。離婚後、元夫は別の会社に再就職したものの、これまでの横柄な態度が通用するはずもなく、かなり苦労していると風の噂で聞きました。

半年後、「もう一度やり直せないか」と連絡がありましたが、当然ながら応じるはずがありません。彼がこれまで周囲にかけてきた迷惑や、義父への冷酷な態度を考えれば、苦労している彼の今の生活はすべて自ら招いた結果です。

現在、私は独身生活を送りながら、退院した義父との関係も良好に保っています。義父は私を本当の娘のようにかわいがってくれており、事業承継や相続面の整理も含め、専門家に相談しながら手続きを進めています。

私を信じて会社を託してくれた義父や、ついてきてくれる社員たちには感謝しかありません。これからも彼らと一緒に会社を成長させていけるよう、誠実に仕事と向き合っていきたいと思っています。

◇ ◇ ◇

周囲の支えや日々の努力を軽視し、自分の立場にあぐらをかいていると、最終的には大切なものをすべて失ってしまうことになりかねません。良好な人間関係や仕事の成果は、日々の誠実な積み重ねによってのみ得られるものではないでしょうか。周囲の人たちへの感謝を忘れず、驕ることなく、何事にも誠実に向き合っていきたいですね。

【取材時期:2026年4月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

※一部にAI生成画像を使用しています


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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