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キャサリン妃の公式晩餐会コーデを徹底解剖!ダイアナ妃のアイコニックなティアラを着用

  • 2026.3.23
WPA Pool / Getty Images

多くのロイヤルファンにとって、国賓訪問で披露される王室メンバーの華麗な装いや伝統的ピースは、常に最注目のトピックとなる。滅多にお披露目されない歴史的なティアラや、家宝級のジュエリーなどは、戴冠式や結婚式といった極めてフォーマルな場に限ってセレクトされる場合が多い。だが、国賓を歓迎する晩餐会もまた、彼らが公的な正装を披露する重要なシーンとなっているのだ。

こうした場において、"偶然、選ばれたアイテム"というピースはひとつも存在しない。歴史的背景や相手国への敬意、そしてアイテム自体が持つメッセージを考慮し、慎重に選び抜かれている。

先日、ナイジェリアのボラ・ティヌブ大統領夫妻を迎えた公式訪問において、キャサリン皇太子妃は、鮮やかなグリーンのロングドレスをまとって登場。伝統的なサッシュ(肩帯)と数々の至宝を合わせ、荘厳かつ美しいルックを披露した。そこで今回は、この夜キャサリン妃がまとったアイテムに徹底フォーカス。"選ばれしピース"の背後に隠された歴史とストーリーを紐解いていこう。

ティアラ

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この夜、キャサリン妃がまとった中で最も眩い輝きを放っていたのは、間違いなくこのティアラ。彼女自身のお気に入りピースのひとつであり、亡き義母ダイアナ元妃がこよなく愛した「ラバーズ・ノット・ティアラ」だ。チャールズ国王が即位する前、彼女の称号がケンブリッジ公爵夫人であったことから、別名「ケンブリッジ・ラバーズ・ノット」としても知られるこのティアラを着用することは、極めて思慮深い選択といえる。

このティアラは、1900年代初頭にメアリー王妃のために制作され、後にエリザベス女王が継承したもの。プラチナ製で、ダイヤモンドアーチの下には19個の梨型パールが揺れている。ダイアナ元妃は公式行事で着用するためにこのティアラを贈られ、頻繁に愛用していたことから、瞬く間に彼女を象徴するジュエリーとなった。

Anwar Hussein

しかし、このティアラは美しい一方で、並外れて重いことでも知られており、「頭痛ティアラ」との異名も。あまりの重さに、着用時に不快感を伴うことがあり、数百万ドルの価値があると推定されるこの逸品を身につけていた際、ダイアナ元妃はしばしば頭痛に見舞われていたという。

イヤリング

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この夜、キャサリン妃が選んだ家宝級ジュエリーはティアラだけではない。耳元を飾ったのは、サファイアが埋め込まれたドロップ型のイヤリング。この一対もまた、家族の絆を象徴する重要なピース。チャールズ国王が、かつて格別の親愛の情を寄せていた祖母クイーン・マザー(エリザベス皇太后)が所有していたものだ。

チャールズ国王と王太后がイヤリングを身につけ、国王の50歳の誕生日を祝っている様子。 Anwar Hussein
Zak Hussein

クイーン・マザーは、1998年の国王(当時は皇太子)50歳の誕生日など、数多くの場面でこのイヤリングを着用していた。キャサリン妃も過去に、2015年にヴィクトリア&アルバート博物館で開催されたガラでこのイヤリングを披露している。

ブルーのサッシュ(肩帯)

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極めてフォーマルな公的行事において、ロイヤルファミリーがドレスやスーツの上から着用するサッシュ。今回の晩餐会でも、キャサリン妃は赤と白のストライプで縁取られたブルーのサッシュを着用し、クリーム色のリボンにはブローチが添えられていた。

これは、彼女がエリザベス女王から授かったロイヤル・ヴィクトリア勲章の地位を表したもので、この勲章は、その名の通りヴィクトリア女王によって創設され、君主への貢献が認められた人物に対し、君主自身の選択によって贈られる名誉あるものだ。サッシュの色は勲章の種類によって異なり、現在も王室の主要メンバーが特定の儀式で着用している。

グリーンのドレス

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キャサリン妃がこの夜に選んだのは、フロアレングスのスカートが印象的な、深いグリーンのドレス。このドレス自体の美しさはもちろんだが、このグリーンという色の選択こそが、ナイジェリア大統領夫妻への特別な敬意の表れである。ナイジェリア国旗の主色がグリーンであることから、公妃はその色をまとうことで、訪問客への心からの歓迎の意を示した。

クラッチバッグ

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アンサンブルの仕上げとして、キャサリン妃はきらびやかなクラッチバッグで輝きをプラス。手がけたのは、ロイヤルファミリーが厚い信頼を寄せる英国人デザイナー、ジェニー・パッカムだ。

映画『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』のプレミア上映会で、ジェニー・パッカムのドレスを身にまとったキャサリン妃。 Justin Goff Photos

妃は、これまで幾度となく同ブランドのピースを愛用しており、映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のワールドプレミアでも、息を呑むような美しいゴールドのドレスを着用し話題を呼んだ。

Translation: Harper's BAZAAR JP From Good House Keeping

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