1. トップ
  2. ファッション
  3. 「私が先よ!」とぶつかってまで空席に座ろうとする女性。だが、カフェ店員の対応に救われた話

「私が先よ!」とぶつかってまで空席に座ろうとする女性。だが、カフェ店員の対応に救われた話

  • 2026.5.3
「私が先よ!」とぶつかってまで空席に座ろうとする女性。だが、カフェ店員の対応に救われた話

目の前で奪われた、待望のオアシス

休日の午後、ショッピングモールはどこも人、人、人。

歩き疲れて足はパンパン、喉もカラカラです。

「どこかで少し休みたい……」

そう思いながらカフェの前を通りかかると、奥のテーブル席が空いているのが見えました。

まるで砂漠でオアシスを見つけたような気分。足早にその席へと向かいます。

あと数歩でテーブルに手が届く、その瞬間でした。

ドンッ!

突然、横から女性が割り込んできて、テーブルの上に大きなトートバッグを置いたのです。

「えっ?」

驚いて視線を向けると、そこには勝ち誇ったような笑みを浮かべる、女性の姿がありました。

理不尽な主張を打ち砕く、プロの一言

「私が先よ!」

「えっ、私が先だったと思うのですが……」

勇気を出して声を絞り出しますが、女性は聞く耳を持ちません。

「バッグを置いたのは私なんだから、私の席でしょ。あなた、諦めなさいよ」

悔しさで胸がいっぱいになります。

せっかくの休日が、こんな嫌な気分で台無しになってしまうのか。

諦めてその場を離れようとした、その時です。

「お客様、恐れ入りますが」

凛とした声が響きました。

振り向くと、そこにはトレイを持ったカフェの店員さんが立っていました。

「そちらのお客様の方が、先にこちらのお席に向かっていらっしゃいました。申し訳ございませんが、別のお席をお待ちいただけますでしょうか」

店員さんは私に軽く微笑みかけ、毅然とした態度で女性に告げてくれたのです。

女性は一瞬言葉を失い、気まずそうにバッグをひったくると、逃げるように足早に去っていきました。

「どうぞ、ゆっくりおくつろぎくださいませ」

にっこりと微笑む店員さん。

常にフロア全体を見渡し、客の動きを正確に把握しているプロの目配り。

その見事な対応に、私の心はたちまち温かな感動で満たされたのでした。

運ばれてきたコーヒーが、今日はいつも以上に深く沁み渡りました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる