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専門家による、ビタミンK2の驚くべき健康メリット

  • 2026.2.20
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※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。>>『Prevention』のオリジナル記事はこちら

多くの場合、注目を集めるのはビタミンC(免疫システム)とビタミンB(神経系とエネルギー)。とはいえ栄養士によると、ビタミンK、とくにビタミンK2は、日常的に摂取する価値があるかもしれないという。

ただし、ビタミンの過剰摂取のサインが現れないようにするために、どんなサプリでも摂取を始める前にかならず医療提供者に相談しよう。

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ビタミンK2とは?

おもに血液凝固と骨の健康をサポートするビタミンKは、ケールやブロッコリのような緑黄色野菜、ブルーベリー、イチジク、オリーブオイルのような特定の油脂に含まれている。しかし実際には、「ビタミンK」はいくつかの異なる形態を含む総称であり、もっとも代表的な種類はビタミンK1とK2である。

「ビタミンK1とK2は似ていますが、いくつかの点で違いがあります。ビタミンK1(フィロキノン)とK2(メナキノン)は、化学構造、体内における機能、そして摂取源が異なります」と話すのは、カナダ、オンタリオ州の登録栄養士であるエイブリー・ゼンカーさん。「ビタミンK1のおもな機能は血液凝固における役割であり、ビタミンK2は骨と心血管系のサポートにおける役割で知られています」

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ビタミンK2の健康メリット

ビタミンK2の具体的な健康メリットについてさらに掘り下げると、K2は心臓の健康維持において実に重要な役割を果たしている。というのも、K2は「カルシウムが骨や歯に結合するのを助ける一方で、血管内で石灰化するのを防ぐ重要な調節因子」を活性化します、と説明するのは、「サッカー・デンタルNYC」の歯科医師であるサンディップ・サッカーさん。「この働きによって、カルシウムが骨や歯の構造を強化し、血管内に蓄積して害を及ぼすのを防ぎます」

K2とビタミンKのそのほかの種類がもつ異なる健康効果について、まだ研究が進められている段階ではあるけれど、ある大規模な長期研究では、とくに高血圧や糖尿病の参加者において、ビタミンK2の高摂取と末梢動脈疾患のリスク低下の関連性が観察された。この研究では、ビタミンK1の摂取と同様のリスク低下の関連性は見つからなかったという。

さらに、心血管の健康のサポートにくわえて、カルシウムを骨へ誘導することから骨折のリスクを下げる可能性があります、とゼンカーさんは語る。サッカーさんも同様に、K2不足は歯の安定性を損なう可能性があります、と述べている。

「ビタミンK2が不足すると、カルシウムが歯に適切に付着せず、顎骨との結合強化が妨げられる恐れがあります」と彼女は説明する。「ビタミンKの摂取量が不足している患者では、骨量減少、エナメル質の喪失、治癒遅延の兆候がよく見られます」

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より多くのビタミンK2を摂取する方法

ビタミンK全般ではなく、とくにビタミンK2(およびK1)の優れた供給源となる食品を理解することは、これらの必要不可欠な機能に欠かせないすべての栄養素を摂取するために重要となる。

ゼンカーさんは、食事から十分なビタミンK2を摂取するために、ザワークラウト、味噌、納豆のような発酵食品にくわえ、レバーや卵黄を食べるよう提案している。さらに、チーズ、バター、鶏肉も良い供給源になり得るそう。

「一部の人は、ビタミンK2のサプリで効果が得られる可能性があるというエビデンスも増えています」と彼女は補足する。「とくに抗凝固薬を服用している場合は、ビタミンK2サプリを始める前に医療提供者と相談するのがいいでしょう」

そして、ビタミンK2の摂取に取り組むなら、十分なビタミンDの摂取も心掛けよう。この二つはお互いに連携して全身の骨の健康促進に役立つ。

translation : Yumi Kawamura photo : Getty Images

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