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義姉「親の介護とか無理!施設に行って!」追い出された義母をわが家で迎えたら思わぬ展開に!?

  • 2026.3.12

私は30代の主婦です。夫と生後6カ月の娘の3人で暮らしています。
夫とは一緒に建築事務所を立ち上げました。ところが、私たちはどちらも事務作業が得意とはいえず、日々試行錯誤の連続。自宅兼事務所で、娘の世話をしながら家事と仕事をこなす毎日は、想像以上に慌ただしいものでした。

そんなある日、家族で夫の実家を訪れることになりました。義父はすでに他界しており、実家には夫の姉一家が同居しています。

義実家でこき使われている義母

義実家では、義母が実の娘である義姉と穏やかに暮らしているものだと思っていた私。ところが、実際に目にした光景は想像とはまったく違っていたのです。

「お母さん、早く料理持ってきてよ」

義姉がそう声をかけると、義母はあわてて台所から大皿料理を運んできました。その横で、義姉の夫は「ビールもお願いします!」と当然のように頼み、甥っ子までもが義母を見下すような態度を取っていました。

義母は食事の準備や片付けに追われ、まるで家政婦のよう。あまりの様子に、私は言葉を失いました。

見かねた夫が「母さんを働かせすぎだろ」「自分たちのことは自分でやるべきだ、ちょっとは母さんを手伝え!」と注意しましたが、義姉一家は聞く耳を持ちませんでした。

介護が必要になった義母

それからしばらくして、義母が階段で転倒してしまったという連絡が。私たちは急いで病院に向かいました。

幸い、命に別状はありませんでしたが……しばらくは車椅子で生活する必要があると医師に言われました。

すると、一緒に話を聞いていた義姉夫婦は顔をしかめ、信じられない言葉を口にしたのです。

「家事もできなくなるうえに、介護まで必要になるの? 冗談じゃない!」

「車椅子生活なんて、うちじゃ無理。施設にでも入ってもらったほうがいいんじゃない?」

あまりに冷たい言葉に、義母はうつむき、「迷惑かけてごめんね……」とぽつりとつぶやきました。

「……お義母さん、よかったら、うちに来ませんか?」

思わず、私はそう口にしていました。義母が悲しそうな表情をしているのが見ていられなかったのです。

「そうだよ、うちにおいでよ!」と夫も賛同。「母さんが住みやすいように家も整えるからさ! 一緒に暮らそう!」と夫が言うと、義姉夫妻はおもしろくなさそうに顔を歪めました。

しかし、反論はなかったので、私たちは義母を迎え入れることになったのです。

同居生活での義母の活躍

すぐに私たちは家の一部をバリアフリーに改修し、義母を迎える準備を整えました。退院した義母は、初めのうちは申し訳なさそうにしていました。

「工事までしてもらっちゃって……決して安くはなかっただろうに」

「こんなことになっちゃって、本当にごめんね……。何か、できることがあればいいんだけど……」

そう言ってくれた義母に、私たちは「仕事中、娘の様子を見守ってほしい」とお願いしました。義母の介護ベッドの隣に、娘のベビーベッドを置くと、義母はやっと笑顔を見せてくれたのです。

「孫ちゃんのこと、私に見守らせて」

わが家の生活に慣れてきて、少しずつ動けるようになった義母は、だんだんと自発的に娘の面倒を見てくれるように。そのおかげで、私たちも仕事に集中できる時間が増えていきました。

さらに驚くべきことに、義母は以前に経理の仕事をしていた経験があるとのこと。夫も初耳だったそうです。

「計算なら任せて!」

そう言って、帳簿の整理や経費管理まで手伝ってくれるようになったのです。

私たち夫婦が苦手としていた事務作業が一気に進み、仕事もスムーズになりました。子育て経験のある義母から、娘の育児についてアドバイスをもらえることもあり、私にとっては一石二鳥。義母はわが家にとって、いなくてはならない存在になったのです。

一方で、義母を追い出した義姉一家とは自然と距離ができました。夫が義母の荷物を取りに実家へ行ったとき、家の中はかなり散らかっていたそうです。毎日掃除や片付けをしていた義母がいなくなり、家事が回らなくなってしまったのかもしれません。

その後、義母の体調は回復し、リハビリのかいあって、今ではもう車椅子も杖も必要ありません。娘もすっかり義母になつき、毎日楽しそうに過ごしています。

あのとき思い切って義母を迎え入れて、本当によかったと感じています。これからも支え合いながら、この穏やかな日々を大切にしていきたいと思っています。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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