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保存中に芽が出たニンニク、食べても問題ない? 専門家に聞いた正しい対処法

  • 2026.2.26

ニンニクは『片』が集まった1つの『房』のようになっています。一般的にはバラバラにしてから調理するでしょう。

『片』を縦に割ると『芯』の部分があり、ニンニクを購入してしばらく放置すると、緑色になって芽が出るまで成長していることがあります。

この『ニンニクの芽(芯)』は取り除いたほうがいいのでしょうか。

青森県田子町(たっこまち)で、ニンニクの栽培や販売をしている株式会社岡崎屋(以下、岡崎屋)に取材しました。

青森県は日本を代表するニンニクの産地で、特に田子町は『にんにくの町』として知られています。

※写真はイメージ

『ニンニクの芽(芯)』の特徴は…

岡崎屋によると、『ニンニクの芽(芯)』には、以下のような特徴があるといいます。

・ニンニクの中心にある緑色の部分。

・保存中に発芽する場合がある。

・成長するとニンニク自体の辛味は弱まる。

・栄養価が高いが風味は異なる。

独特の辛味や苦味もあり、食感が硬くなることもありますが、栄養価が高いため実は食用に適しています。

中華料理に『ニンニクの芽炒め』という料理がありますが、この細長い野菜としての『ニンニクの芽』は、本記事でいう『ニンニクの芽(芯)』とは別物です。

取り除いたほうがいいかどうかについては、このような説明がありました。

辛味や苦味が強く焦げやすいため、料理の風味を均一に保つことからも芽を取り除くのが一般的です。

ニンニクの芽は焦げやすく、焦げてしまうと料理そのものの風味が落ちます。

生の状態では硬い食感があるので、調理の際の扱いやすさを考慮しても、芽の除去が望ましいです。

『ニンニクの芽(芯)』には、辛さと苦味の基になるアリシンなどの硫黄化合物が含まれており、加熱すると苦味が増すことがあるそうです。

さらに、岡崎屋からは、このようなアドバイスがありました。

辛みや苦味が気になる場合は、ニンニクの芯を取り除いてから料理に使用することをおすすめします。

大きく成長した芽を持つニンニクでは、味が強くなる傾向があるため、料理の種類に応じて芽を取り除くことで、より穏やかな味つけに調整することが可能です。

ただし、味について特に気にならない場合には、大きく成長した芽を取り除かずにそのまま天ぷらなどに調理していただくことで、栄養価も高まりおいしく食べることができます。

『ニンニクの芽(芯)』を簡単に取る方法

岡崎屋によると、「『ニンニクの芽(芯)』を簡単に取りたい場合には、電子レンジを使用する方法が便利」とのこと。

以下が、岡崎屋がおすすめする『実際の作業方法』です。ぜひ参考にしてみてください!

ニンニクの上部を少し切り落とし、湿らせたペーパータオルで全体を包んでから、電子レンジで20〜30秒加熱します。

これにより、ニンニク全体が柔らかくなり、芯が緩んで抜きやすくなります。

温まったニンニクを取り出した後、芯を軽くつまんで引き抜くだけです。

食べられるが、基本的には取り除くべき

『ニンニクの芽(芯)』は栄養分が豊富なのですが、苦みがあったり、食感が硬かったりといった特徴があります。

これらを避けるためにも、基本的には取り除いてから調理するとよいでしょう。

[文・取材/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]

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