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甘辛だれに漬けて焼くだけ。「鶏もも肉の蜜焼き」のレシピ

  • 2025.12.23
撮影=sono(mame)
中国料理の焼味(シャオウェイ)にヒントを得て誕生

旬の食材を生かして、これからの"新定番"を考える連載。今回、レシピをご提案いただいたのは、中村和成さん。

家庭で役立つレシピを動画などで定期的に配信している中村さん。
「切り方を変えて、盛り付け方に気を使い、見た目がよくなると食べ手の満足度が高まります。紹介する『トマトと赤玉ねぎのカルパッチョ』の野菜の切り方、『ミモザサラダ』のゆで卵の切り方など、ぜひトライしてみてください」

今回は「鶏もも肉の蜜焼き」をご紹介します。

今月の料理家 中村和成さん

5|鶏もも肉の蜜焼き

砂糖、塩、醬油が鶏のエキスと合わさって、加熱すると蜜のようになり、しっかりと甘辛の味わいが染みて仕上がります。

撮影=sono(mame)
材料(2人分)

鶏もも肉 250g
砂糖 25g(鶏もも肉の10%)
塩 2.5g(鶏もも肉の1%)
醬油 25g(鶏もも肉の10%)
粉山椒 適量

作り方

1.鶏もも肉に砂糖、塩をし、1時間ほどマリネしたのちに醬油に漬けて、2時間以上さらにマリネする。

2.250℃に熱したオーブンで1を15分加熱し、火入れする。

3.1のマリネ液を小鍋に入れて、ひと煮立ちさせたら火を止める。濾してソースにする。

4.23のソース、粉山椒とともに盛り付ける。

撮影=sono(mame)

{ひと手間}
砂糖と塩により鶏もも肉から脱水した水分は臭みではなくエキス。醬油と合わせて加熱すると蜜のような風味が生まれます。

中村和成さんオリジナルレシピ7品はこちら!

1|トマトと赤玉ねぎのカルパッチョ

撮影=sono(mame)

2|ミモザサラダ

撮影=sono(mame)

3|鯖のポワレ、おろしきゅうりと梅しそのソース

撮影=sono(mame)

4|海老のたたきの春巻き、オーロラソース

撮影=sono(mame)

5|鶏もも肉の蜜焼き(この記事)

撮影=sono(mame)

6|かぶと柚子こしょうのマリネ(12/27公開予定)

撮影=sono(mame)

7|帆立貝の片面焼き、サルサメヒカーナ(12/28公開予定)

撮影=sono(mame)
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レシピを考案くださったのは……

中村和成さ
なかむらかずなり●千葉県生まれ。「レフェルヴェソンス」で2012年にスーシェフ、14年「LA BONNETABLE」のシェフに。最新刊は『フレンチシェフの引き算レシピ』(世界文化社)。

撮影=sono(mame) 編集・文=平田剛三(婦人画報編集部)

『婦人画報』2026年1月号より

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