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「人生史上ぶっちぎり」「超えるドラマない」“世界トレンド1位”を記録!“賞 総なめ”の完成度に→SNS「格がちがう」

  • 2026.6.13

ドラマや映画の中には、放送中から大きな反響を呼び、終了後も評価を積み重ねた作品があります。今回は、そんな中から“圧倒的快挙で注目を集めたドラマ”をテーマに5本セレクトしました。本記事ではその第2弾として、ドラマ『MIU404』(TBS系)をご紹介します。

第1話から視聴者をつかみ、最後まで勢いを落とさなかった本作の魅力とはーー?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ 

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映画「カラオケ行こ!」の舞台あいさつ 綾野剛(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『MIU404』(TBS系) 
  • 放送期間:2020年6月26日〜2020年9月4日 
  • 出演:綾野剛(伊吹藍 役)、星野源(志摩一未 役) ほか

ドラマ『MIU404』は、警視庁の臨時部隊「警視庁刑事部・第4機動捜査隊」を舞台にした全11話のオリジナルドラマです。主人公の伊吹藍(綾野剛)は4機捜の巡査部長で、考えるより先に体が動くタイプ。そこに同じく巡査部長の志摩一未(星野源)が組まされ、正反対の2人が404号車で事件現場へ走ります。

本作が面白いのは、ただのバディ物で終わらないところです。たとえば最終話では、伊吹が車中で志摩の異変を問い詰め、志摩は自分の判断ミスで陣馬の救急搬送が遅れたと抱え込んでいた痛みをのぞかせます。足を使って聞き込みを重ねる伊吹と、相手の表情を見て言葉を選ぶ志摩では捜査の進め方が違いますが、そのズレがむしろ4機捜の強さになっていきます。事件発生直後の初動捜査を担う機動捜査隊という設定も効いていて、1話ごとに時間との勝負が見えるのも大きな魅力です。

初回放送中に国内トレンド1位、放送後に世界トレンド1位を記録

ドラマ『MIU404』は、初回から視聴者の反響が非常に大きく、放送中に「MIU404」がX(旧Twitter)国内トレンド1位に入り、放送後には世界トレンド1位まで上がりました。第1話の放送直後に作品名が世界トレンド1位まで上昇したことからも、多くの視聴者をリアルタイムで虜にしたことがうかがえます。

しかも勢いは一度きりでは終わりませんでした。最終回が放送された2020年9月4日には、同時多発爆破テロのフェイク映像に翻弄される4機捜が描かれ、大きな話題を呼び、視聴率も伸ばした点から、作品の勢いが最後まで続いたことが分かります。伊吹が久住を追って走り、志摩が無線と状況判断で支える終盤の展開は、忘れられない名場面です。

SNSでは「人生史上ぶっちぎりに好き」「超えるドラマない」「格がちがう」といった絶大な称賛が、今もなお寄せられています。

ギャラクシー賞やドラマアカデミー賞でも高評価

本作のすごさは、放送中の盛り上がりだけではありません。2020年10月にはギャラクシー賞9月度月間賞を受賞し、第105回ザテレビジョンドラマアカデミー賞では最優秀作品賞に加え、脚本賞・助演女優賞・ドラマソング賞まで受賞しました。最優秀作品賞だけでなく、脚本や俳優、主題歌まで幅広く評価された点が本作の完成度の高さを示しています。

『MIU404』は伊吹と志摩が走って犯人を追う場面のスピード感はもちろんですが、桔梗ゆづる隊長(麻生久美子)が部下を守るために上とぶつかる場面や、九重世人(岡田健史/現:水上恒司)が現場で迷いながら一歩ずつ刑事になっていく姿が丁寧に描かれ、エンタメとしての勢いと、社会の空気を切り取る視点が両立していました。そんな本作だからこそ、賞レースでも評価されたのではないでしょうか。

星野源が志摩一未の“抑えた感情”を繊細に表現

星野源さんは、“志摩一未”の感情を表に出しすぎない繊細さを見事に体現。

志摩は、4機捜の巡査部長で、観察眼は鋭いのに他人にも自分にも簡単には心を開きません。そんな志摩の心情を目線と間で表現する芝居が印象的でした。最終話では、志摩が自分の判断を責めて言葉を詰まらせ、伊吹に追及されてようやく抱えていた苦しさを見せます。声を荒らげなくても、肩がふっと落ちる一瞬だけで、追い詰められていたことが伝わるのが見事です。SNSでは「志摩一未があまりにもかっこいい」といった感想が寄せられていました。

綾野剛が伊吹藍の危うさと優しさを演じ切った

綾野剛さんが演じた伊吹藍は、勢いだけで押すキャラクターではありませんでした。伊吹は4機捜の巡査部長で、足が速く、現場で先に飛び出すタイプです。けれど、誰かの小さな異変に先に気づくのも伊吹です。第4話で、普段の明るい表情から一転して真剣な顔を見せる場面や最終話で志摩を放っておけずに踏み込む姿には、単なる“明るい相棒”では済まない厚みがありました。

綾野さんの強みは、その切り替えの速さです。笑っていた次の瞬間に目つきが変わり、相手のうそを感じたときには空気ごと張り詰めさせます。伊吹は軽く見えて、実は人の痛みに敏感です。そのため、綾野さんが全力で走る場面からも、誰かを助けたいという伊吹の思いが伝わります。危うさと優しさを同時に抱えた役だったからこそ、伊吹は最後まで“暴走する人”ではなく、“信じて走る人”として残りました。SNSでは「凄すぎて言葉にならない…」といった声が寄せられるほど、綾野さんの演技は異彩を放っていました。

放送中の大きな反響で話題をさらい、放送後には賞でも結果を残した本作は、まさに“圧倒的快挙で注目を集めたドラマ”と呼ぶにふさわしい一作です。まだ観ていない方は、第4機動捜査隊の物語を、ぜひ最終話まで一気に追いかけてみてください。

※記事は執筆時点の情報です

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