1. トップ
  2. 恋愛
  3. 受賞者たちの煌めくスタイルと熱気あふれる会見を速報!【VOGUE JAPAN THE ONES TO WATCH 2025】

受賞者たちの煌めくスタイルと熱気あふれる会見を速報!【VOGUE JAPAN THE ONES TO WATCH 2025】

  • 2025.11.26

Snow Man

Snow Manからは、今年 VOGUE JAPAN のカバーを飾った目黒蓮ラウールの二人がグループを代表して登壇。黒を基調としたフェンディFENDI)に、ブルガリBVLGARI)のジュエリーをまとった目黒は、「メンバーのみんなも、すごく光栄なことだよねと喜んでいました」と受賞の喜びを語った。

「今年を振り返って」という問いに、グッチGUCCI)のスーツを着用したラウールは、「今年はSnow Manとしてデビュー5周年を迎え、ファンの方々に直接ありがとうと言える場所があったり、交流ができたというのがうれしい。個人としては、来年公開予定の映画を2本撮影しました。ひとつは葬儀屋さんの話で、もう一つは漫画の実写化の『SAKAMOTO DAYS』というもので、現在はドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』が放送中です」と回答。すると目黒が、「それは俺の話。ダブルブッキングしたのかと思った」とツッコミ、漫才のようなテンポのいい掛け合いを披露。さらにそのやり取りを「練習通り」と暴露し、会場を笑いの渦に包んだ。

個性あふれるメンバーの“個”をどう生かしているかについて問われると、目黒は「本当に個性はバラバラ」と前置きしながら、「メンバーが好きなことをやったり、頑張ったりしていることに対しては、『あれ良かったよね』と一言褒めたり、その話について聞いてみたりということを大切にしているかもしれない」と語った。

2026年には目黒が『SHOGUN 将軍』シーズン2に出演するため、グループから一時的に離脱する予定となっている。それについてラウールは、「グループ活動としてはめめがいない時間も発生しちゃうんですけど、お互い刺激しながらやっていきたい」と言及。目黒は「Snow Manというグループは、ありがたいことに普通は何十年かけてもできないようなことを、デビュー5年という時間の中でいろいろ経験させていただいていて、それは本当にうれしいこと」と感謝を述べた。そして今後について、「何か新しい目標、目印になるようなものをまた見つけなければいけない時期だと思っています。なので、みんなで一緒にできる夢を見つけていきたい。ファンの皆さんから『いやぁ、本当に休ませてもらえないな』って思ってもらえるような、楽しい景色が見せられたらいいなって思ってます」と語った。その「新しい目標」について、ラウールは「何か教えてもらえたらうれしいです」とボケを入れ、最後まで笑いで締めた。

HANA

【着用衣装(左から)】KOHARU_ すべてヴァレンティノ JISOO: すべてヴァレンティノ MAHINA: すべてヴァレンティノ CHIKA: ステラ・マッカートニーのドレス、クリスチャン・ルブタンのシューズ、 スワロフスキーのジュエリー YURI: すべてジバンシィ NAOKO: ステラ・マッカートニーのドレスとシューズ、スワロフスキーのジュエリー MOMOKA: すべてマックイーン
【着用衣装(左から)】KOHARU: すべてヴァレンティノ JISOO: すべてヴァレンティノ MAHINA: すべてヴァレンティノ CHIKA: ステラ・マッカートニーのドレス、クリスチャン・ルブタンのシューズ、 スワロフスキーのジュエリー YURI: すべてジバンシィ NAOKO: ステラ・マッカートニーのドレスとシューズ、スワロフスキーのジュエリー MOMOKA: すべてマックイーン

7人組ガールズグループHANAは、それぞれ個性あふれるスタイルで登場。2025年4月にリリースしたデビュー曲「ROSE」はわずか3カ月でストリーミング累計1億回再生を突破し、2ndシングル「Blue Jeans」では女性アーティストとして歴代最高の週間再生数1位を記録。デビュー直後から注目を集める7人は、思い思いのファッションでステージを彩った。

YURIは着用している緑のドレスに触れ、「形は結構シンプルなんですけど、サテン生地なのでゴージャスに着られるのがポイントだなと思って。シンプルなのにゴージャスに着られるところがお気に入りです」と解説。また、ほかのメンバーのスタイルについては、「私たちは個性を大事にしているので、一人ひとり違った形や色、素材など、みんなの良さが際立ってる衣装なんじゃないかなと思います」と語った。

真っ赤なロングドレスが印象的だったJISOOは、「いつもたくさんの方々の支えがあってこそ今の私たちがいると心から思っているので、これからも愛と応援に応えられるように、皆さんからずっと注目していただけるようなアーティストでいられるように頑張ります」とコメント。

MAHINAは、「たくさんのことを学び、いろんな経験をさせていただいて、HANA全体が一気にグッと成長した年だったと思います。初めてのことだらけで、不安とか大変だったこともあったんですけど、HANAがHANAだったからこそ、いろんな乗り越えられた壁があった」と2025年を振り返った。

さらに、2026年の目標を問われたNAOKOは、「3月春からホールツアーが始まります」とツアーに触れ、「『ライブに来てくださった方、目が合った方の人生を変える』というのを私たちはいつも言っているんですけど、本当に誰かの人生を救えるような存在になりたいので、まずは来年に向けてしっかり頑張りたいなと思います」と意気込みを語った。

VERDY

独自のタイポグラフィとキャラクター表現を軸に、「ウェイステッドユース(Wasted Youth)」や「ガールズ ドント クライ(Girls Don’t Cry)」などのプロジェクトで世界的に注目を集めるグラフィックアーティスト、VERDYヴェルディ)。胸には、VERDYとA$AP Rocky(エイサップ・ロッキー)だけが所有する、自身のオリジナルキャラクターと「HOPE」の文字をデザインしたアレックス・モス(ALEX MOSS)のカスタムジュエリーを着け、「ストリートカルチャーを中心に活動する自分を、VOGUE JAPANのような大きなメディアが取り上げてくださることを本当にうれしく思います」と受賞の喜びを語った。

さらに、「ここ数年は海外の大きなプロジェクトが多かったのですが、今年は国内での活動も充実していて、コカ・コーラとのイベントでアートディレクションを担当したり、友人たちと様々なプロジェクトに取り組んだりと、とても楽しい一年でした」と振り返る。

今後については、「今が、かつて夢見ていたような仕事をさせていただいている状況。だからこそこれからも変わらず、自分らしい“いいもの”を作り続けていくことが目標であり、夢です」と語り、その言葉にVERDYらしい姿勢がにじんだ。

大月壮士

自身が手がけるブランド「ソウシオオツキSOSHIOTSUKI)」のジャケットを着用して登壇した大月は、今年、若手デザイナーの支援・育成を目的とするプロジェクト「LVMH ヤング ファッション デザイナー プライズ」でグランプリを受賞した。もともとVOGUE読者だったという彼は、今回の受賞について「認知されているという事実がうれしいです」とコメント。この一年を振り返り、「プライズでの受賞や、ブランドとして10周年を迎えたことなど、すごく実った年だったと思います」と語った。

これまでの10年については、実績を積み上げる期間だったとし、「これからの10年は、世の中に対して影響を与える存在になりたい」と意気込みを示す。また、「スーツをベースにブランドを展開しているので、『ソウシオオツキ』のスタイル、日本的なスタイルを社会的に根づかせていきたいという意識があります」と今後の展望を述べた。

見上愛

「やんちゃなエンターテイナー」をテーマに、ルイ・ヴィトンLOUIS VUITTON)の鮮やかなピンクのセットアップで受賞を喜んだのは見上愛。「個人的に賞をいただくのは舞台の劇評を書いたとき以来で、仕事を始めてからは初めてなので、ものすごくうれしいですし、背中を押してもらえたような気がしました」。彼女にとって2025年は、「出会いの多い一年でした。作品も人も然り、見たことのない景色をたくさん見ることができました」という。そんな一年をひと言で表すなら「愛」。見上は「私の名前の通り、いろんな人に愛を持って接することができたし、たくさんの人の愛をいただいて頑張ることができました」と振り返った。プライベートでは陶芸に夢中で、「来年はたくさん作品を作って、展示会も開きたいと思っています」と意欲を見せた。

2026年にはNHK連続テレビ小説『風、薫る』で主演を務める。そんな1年の抱負について、「ここ数年、自分が楽しく過ごすことは常に心がけていて、それで十分だと思っています。来年はもっと、自分の周りの人や作品を観てくれる方たちの幸せを願えるようになりたい」と語った。

佐野勇斗

フェンディ(FENDI)のワインレッドのスーツに身を包み、「こんなすてきな賞を頂けて。お話をいただいたときは、本当に一瞬何のことか分からず、説明を受けてこんなすごい賞を僕が頂けるんだと、とてもうれしく思いましたし、今年1年頑張ってきてよかったと率直に思いました」と佐野勇斗は受賞の喜びを語った。個人としてもグループM!LKとしても大きな躍進を遂げた一年を振り返り、「個人的にもですけど、グループのM!LKの方でもありがたいことにたくさんの方々からお声がけをいただき、5人でいることがとても多くて。日々大変なスケジュールでしたが、とても濃厚で楽しい1年でした」とコメントした。

今年はM!LKの楽曲「イイじゃん」がSNS総再生回数25億回を突破。その話題に触れると、即座に“イイじゃん”ポーズを披露して会場を沸かせた。最近「イイじゃん」と感じたのは、「昨日の夜から今朝にかけてなんですけど。日々、家に帰ってから自分のルーティンが決まっておりまして。それもあってちょっと睡眠時間が短めになってしまうことが多いんですけど、昨日、本当に何年か振りに、ソファで寝落ちというものをしまして。今日の朝の目覚めがものすごくよく、“イイじゃん”と思いました。今日、絶好調でございます!何でも聞いてください」と笑いを誘った。

2026年の目標については、「個人としては、睡眠をちゃんととることや健康に気を使うことです。あと、Instagramでフォロワー200万人を目指そうかなと思っています。グループとしては、『紅白歌合戦』2年連続出場を狙い、メンバー全員で富士山に登ります!」と、登山宣言も飛び出した。

また、ONES TO WATCH受賞者でこの日欠席だった事務所の先輩・横浜流星についても、「後輩をすごくかわいがってくれる人。僕は一個下なんですけど、会う度に『調子どう?』と聞いてくれたり、周りにも気を配れる、本当にすてきな先輩だなと思っております」と言及した。

今回THE ONES TO WATCHを受賞した横浜流星と北川景子は、惜しくも授賞式参加することができなかった。そこで、二人から届いたコメントを紹介する。

横浜流星

映画『国宝』をはじめ、大河ドラマなど数多くの出演作で話題を集めた横浜流星は、受賞についてこう語った。「まず、自分を選んでいただきありがとうございます。今年は大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』で蔦屋重三郎として生きることだけを考えてきました。また、昨年撮影した映画『片思い世界』と『国宝』が公開され、多くの方に劇場でご覧いただけたことに心から感謝しています。映画人として、日本映画を発展させる責任を改めて感じた一年でした」。役に臨む姿勢についてはこう明かす。「誰よりも役を理解し、愛すること。そして作品を届ける一人として覚悟と責任を持つこと。撮影に入ったら極力自分の心を消すことで、役の感情を際立たせます。器用にできない自分だからこそ、この方法を大切にしています」

2026年、30歳を迎えることを機に、20代のうちに挑戦したい野望として、企画・プロデュース業への挑戦を挙げた。「世に届けたいものがたくさんあり、その一歩として、高校時代の同級生と関わった小説を出版しました。これを映画化し、役者が芝居だけに集中できる現場を作り、後輩たちが芝居を楽しめる環境を提供したい。20代のうちに実現できるかはわかりませんが、必ず実現させたいと思っています」

北川景子

俳優業で多忙を極めた北川景子は、自身の一年を振り返り、「今年は子どもが二人になって初めて連続ドラマに挑戦した年で、家庭と仕事を両輪で回せるか不安もありました。でも家族の協力のおかげで挑戦でき、仕事も充実していたし、下半期は家庭にも軸足を置くことができて、とても良い一年だったと思います。このような賞に選ばれて、とても報われた気持ちです」と語った。来年に向けた挑戦としては、英会話や着物の習得、日舞、乗馬など多岐にわたる。「まずは健康に気をつけ、元気に毎日を無事に終えられることが日々の挑戦だと思っています」とも述べた。

やりたいことに挑戦し続ける女性として、VOGUE JAPAN読者に向けてはこうメッセージを寄せた。「大したことは言えませんが、私は以前、仕事と家庭の両方を完璧にやらなければと追い詰められてしまうことがありました。でも最近は、どちらも完璧でなくても、一生懸命『できた』と思えれば十分だと考えるようになっています。仕事も家庭も育児も楽しみながら取り組むことを意識しています。だから、どんなことも無理せず、楽しんで『これでいいんだ!』と思えることが大事だと思うので、リラックスして取り組んでほしいです」

カット02.JPG

Text: Rieko Shibazaki Editor: Sakura Karugane

READ MORE

元記事で読む
の記事をもっとみる