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選ばれたクリエイターは『VOGUE JAPAN』に掲載――PhotoVogueのアジア公募。本審査に加え、日本独自の審査が決定

  • 2025.5.15

写真と映像作品を公募

写真、映像およびマルチメディア作品をキュレーションしたビジュアルプラットフォーム「PhotoVogue」。2025年で14年目を迎えたPhotoVogueが、アジアの多様なカルチャーと豊かな創造性を称えるべく、初のアジア公募を開始した。「East and Southeast Asian Panorama(東アジア・東南アジアのパノラマ)」をテーマに、アジアとゆかりのあるフォトグラファー&映像クリエイターを対象に、新たなクリエイションを生み出す表現者の発掘&サポートを行う。

PhotoVogueのグローバルヘッドのアレッシア・グラヴィアーノは、アジア限定公募を実現するに至った理由をこう語る。

「アジアは、文化、歴史、そして視覚表現の豊かさにおいて、他に類を見ない多様性を抱える場所です。その魅力は計り知れないものでありながら、これまで十分に光が当てられてきたとは言いがたく、西洋的な視点を通じて語られることも少なくありませんでした。

だからこそ、今年は東アジアと東南アジアにフォーカスをすることで、この地域ならではの創造性や感性にスポットライトを当てたいと考えました。国や文化の境界線を越えて、固定概念にとらわれない新しい視点のプラットフォームを育てていく。それが私たちの目指す姿です。

また、言語の壁があることで、PhotoVogueの可能性がまだ十分に広がっていない地域があるのも事実です。アジア各国のVOGUE編集部と連携を深めながら、その橋渡しとなることで、現地のクリエイターたちとより強くつながり、信頼関係を築いていく。これは単なる企画ではなく、共に耳を傾け、学び合い、成長していく旅のようなものなのです」

「Show Japan Through Your Lens」をテーマに、日本独自の審査も行う

7月25日まで続くアジア公募に際して、日本独自の審査も行われることが決定。特設ページから応募された作品の中から、日本独自の審査員たちが、「Show Japan Through Your Lens(そのレンズが映す、日本という輪郭)」をテーマに数名のクリエイターを選出。アジア公募では優秀アーティスト3名に助成金や様々な機会が用意されているが、日本をテーマにした作品には、さらなる機会が加わる。

日本独自選考の審査員

ペトラ・コリンズ(アーティスト、ディレクター)
ペトラ・コリンズ(アーティスト、ディレクター)
ガイア・レポシ (REPOSSI クリエイティブ・アンド・アーティスティック・ディレクター)
ガイア・レポシ (REPOSSI クリエイティブ・アンド・アーティスティック・ディレクター)
石井孝之(タカ・イシイギャラリー設立者)
石井孝之(タカ・イシイギャラリー設立者)
YOON(AMBUSH® クリエイティブ・ディレクター)
YOON(AMBUSH® クリエイティブ・ディレクター)
YUANN(映像監督、クリエイティブ・ディレクター)
YUANN(映像監督、クリエイティブ・ディレクター)
ティファニー・ゴドイ(『VOGUE JAPAN』ヘッド・オブ・エディトリアル・コンテント)
ティファニー・ゴドイ(『VOGUE JAPAN』ヘッド・オブ・エディトリアル・コンテント)

優秀クリエイターに与えられる助成金や機会

<アジア審査>

  • 優秀クリエイター3名に、総額8,000米ドルの助成金を授与
  • 世界各国の『VOGUE』に掲載する機会を提供
  • 海外で開催予定のイベント「PhotoVogue Festival」での作品展示
  • トップクリエイターによるポートフォリオのレビューを受けられるオンラインイベント「PhotoVogue Virtual Portfolio Review」への参加権

<日本独自の審査>

  • 『Vogue Japan』公式ウェブサイトおよび『Vogue Japan』公式SNSで紹介
  • 『Vogue Japan』公式SNSに掲載予定企画の制作に参加する機会(映像クリエイターに限り)

日本独自選考への応募方法

特設ページ(英語)から応募。住んでいる国または作品がテーマとしている国が「JAPAN」とされた作品の中から選出される。PhotoVogue公募に参加する方法をStep-by-Stepで解説した記事はこちら

【応募資格・応募期間】

●~2025年6月25日(CET/中央ヨーロッパ時間午前0時締切)まで受付中。

● 東アジアおよび東南アジアの国・地域とゆかりのある、18歳以上のフォトグラファーおよび映像クリエイターであれば、誰でも無料で応募可能。

● 過去にPhotoVogueに応募したことがある方は、別作品を提出してください。

● 全地域を対象にしたグローバルPhotoVogueにも応募予定の方は、別作品を提出してください。

【作品規定】

●写真、映像およびマルチメディア作品。ジャンルは不問。

●AI生成の作品は提出不可とします。

●ファッション、ドキュメンタリー、アート作品に関わらず、以下の規定で提出すること:

  1. 15枚以内の画像シリーズ(映像も可)
  2. これまで手がけてきた作品を厳選したポートフォリオ(画像15枚以内、映像も可)
  3. 60秒の映像作品

【審査員・審査プロセス】

日本独自の審査員チームが、応募作品を幅広く包括的な視点から審査。

※PhotoVogueは、安全かつ包括的で、敬意あるクリエイティブな空間を確保するために、行動規範に基づき参加資格を予告なしに変更する権利を有します。

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