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スキニーパンツや下着見せスタイルetc.、2025年の『VOGUE JAPAN』で脚光を浴びたトレンドは?

  • 2025.12.30

1.ミニスカート

Street Style Day 3 - Australian Fashion Week 2025

ミニスカートが人気だ。というと「いつの時代も」と簡単に論破されてしまいそうだけれど、テニスコアやボーホーシック、バルーンスカートの急浮上まで、ミニ丈のスカートがキーのひとつになるこれらのトレンドは、すべて2024年から今年にかけて盛り上がったもの。また、ローテクスニーカーのブームがやや落ち着き、ロングブーツが支持を得ている今、相性抜群のミニが注目を集めるのは当然かもしれない。

UK版『VOGUE』の2025年6月の記事によれば、「ロンドンでは今、クラシックなアイテムであるミニスカートが大復活を遂げている。ただし、ただの“ミニ”ではない。アンダーウェアのラインぎりぎりに迫る、“マイクロ”な一枚だ」とのことで、一部ではさらに短い丈も脚光を浴びている模様。

2.下着見せスタイル

Street Style - Paris Fashion Week - Womenswear Spring Summer 2026 - Day Nine
Street Style - Paris Fashion Week - Womenswear Spring Summer 2026 - Day Eight

US版UK版『VOGUE』を中心に、ブラを見せるスタイルにフォーカスしたトレンド記事が相次いだ。レッドカーペットやステージ上での衣装としてトップにブラ一枚というスタイルが映えるのはもちろん、2026年春夏シーズンのオフランウェイではテイラードジャケットのインナーとしてブラ単体で着用する来場者が目立ち、その人気を裏付けた。また、メンズファッションでは主にストリート系のユースを中心に、ボトムを腰穿きしアンダーウェアのウエストゴムを見せるスタイルがトレンド継続中。

3.デニムの多様化

Jeans cuffed de los 90 con sandalias de plataforma

永遠の定番アイテム・デニムは、『VOGUE JAPAN』内での関連記事の反響を見る限り、昨今のバギーシルエット一強時代が終焉を迎え、ブーツカットバレルレッグロールアップスリムフィットといった、さまざまなバリエーションが関心を集めているといえそうだ。とはいえ、もっとも話題のボトムといえば、次に紹介する賛否両論の“あの一本”。

4.スキニーパンツ

Street Style - Paris Fashion Week - Haute Couture Spring-Summer 2025 - Day Two
Street Style - Paris Fashion Week - Womenswear Fall/Winter 2025/2026 - Day Four

日本でも国外でも、とにかくスキニーパンツが大きな存在感を放っている。これまではトレンドとして話題に上がるたび、「ファッションピープルたちは実際に街でタイトなボトムを穿いているのか?」という疑問が浮かび上がるばかりだったけれど、今年はエディ・スリマンの美意識を想起させる細身のスタイル、インディースリーズがマイクロトレンド化し、ランウェイでもウィメンズ・メンズともに細身のボトムが目立った。そして、このコラムを書いている私自身も、2025年の後半になり、ついにおよそ10年ぶりにスキニーシルエットのボトムへ手を伸ばしたのだ。

5.ロングブーツ

ケイト・モス(2003)
Kate Moss Out With Friendsケイト・モス(2003)

前述した通り、ミニスカートやスキニーパンツのトレンドとともに、そこに合わせやすいロングブーツも再燃。ほかのシューズのトレンドと同じく、フラットなソール、もしくは控えめで歩きやすいキトゥンヒールなどが今の気分にフィットしてくれそう。デザインとしては、2000年代前半のセレブたちを彷彿とさせるボーホー調のものが定番化しつつある。

Photos: Getty Images

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