「あんた本当にセンスない」「帰ってくれる？」暴言ばかりの取引先に対し、同僚が放った《目からウロコ》な切り返しとは

漫画家兼イラストレーターとして活動している、えりた（@erita_enikki）さん。営業職時代の体験談や育児、日常の出来事を漫画にし、Instagramで発信しています。

取引先からの理不尽な要求やモラルハラスメントに、どう立ち向かう？現場のリアルな葛藤や成長が描かれます。

モラハラっぽいお客様がいた話

求人広告会社に勤めるえりたさんは、取引先の担当者から執拗に否定的な言葉や理不尽な要求を受け続けます。面談でも「普通の人でいいのに採用できない」と責任を押し付けられ、職場の雰囲気も常にピリピリ。校正スタッフまでもが電話を怖がり「電話するのツライ」と訴えるほど、社内外に緊張感が走ります。やがて他の広告会社もその取引先を避けるようになっていきます。

そんな中、退職のためYさんに仕事を引き継ぐことになったえりたさん。Yさんはモラハラをしてくる取引先にも「私も今お客様の言葉で嫌な思いをしました」ときっぱり告げます。Yさんから「こんな態度を取り続けていたら、求職者も業者も離れてしまう」「営業も取引先を選ぶ勇気を持たないと」と助言され、えりたさんは取引のパートナーとして対等である意識や、必要なら取引終了も選択肢だと気付きます。「私ももっと成長せねば」と一歩踏み出すえりたさんの姿は、思わず自分事のように感じてしまいます。

理不尽な要求に振り回されつつも、どこかで自分を守る選択を持てる――そんな気づきが胸に残るエピソードです。

Instagram：えりた（@erita_enikki）