「なんのために来た？」取引先に誘われたBBQでひとりぼっちに→新人営業が学んだ《仕事と私生活の線引き》

漫画家兼イラストレーターとして活動している、えりた（@erita_enikki）さん。営業職時代の体験談や育児、日常の出来事を漫画にし、Instagramで発信しています。

引っ越しと転職が重なったえりたさん。新しい営業先で、思わぬカタチで“仕事とプライベートの線引き”を考えることになります。

お客様から“ご近所BBQ”に誘われた話

新しい営業エリアで奮闘する中、えりたさんは取引先であるM所長から突然BBQに誘われます。「引っ越したばかりで近所に知り合いがいなくてさみしいでしょ」という善意に、最初は戸惑いを隠せません。同業他社の参加もあると聞き、少し安心してはじめての地域交流へ。

ところが、いざ参加してみると「誰あれ？」「業者らしいよ」など、周囲のひそひそ話や視線に緊張が高まります。「私は営業のために来たのかな…」「社会人ってこういうつながりを作るものなの？」と自問もしながら、自己紹介や手伝いを申し出てはみたものの「大丈夫です」と遠慮されてしまいます。気まずさ最高潮の中、M所長が自宅でゲームに没頭してしまい、えりたさんは孤独感と違和感でいっぱいに。一人隅っこで「私…なんのために貴重な休日を割いて見知らぬ住宅街でBBQしてるんだろう」とため息がこぼれてしまいます。それ以降は「会社の決まりなので取引以外のイベントは参加できません」とお気持ちを表明し、「線引き大事！仕事を通して関係性を深めるべし」と心の中で決意。新しい環境での人付き合いの難しさや、断る勇気の大切さがリアルに描かれていました。

誰しも経験する“仕事とプライベートの境界線”、一度は悩んだことがある方も多いのではないでしょうか。

Instagram：えりた（@erita_enikki）