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スウェーデン国王、王室ゆかりのジュエリーがオークションに出されて驚愕 亡き母の品を買い戻す可能性も

  • 2026.10.30
ビルギッタ王女(Princess Birgitta of Sweden) Pascal Le Segretain / Getty Images

スウェーデンのカール16世グスタフ国王の姉である、ビルギッタ王女が所有していたジュエリーがオークションに出されることが明らかになった。国王がこれに驚愕、怒っているという。スウェーデンの雑誌『Svensk Damtidning』などが報じている。

シルヴィア王妃(Queen Silvia of Sweden)、カール16世グスタフ国王(King Carl XVI Gustaf of Sweden) Michael Campanella / Getty Images

ビルギッタ王女は2024年に亡くなっている。今回オークションに出品されるジュエリーの中には国王と王女の母である故シビラ王妃のものも含まれているという。王妃から王女に譲られたものと見られている。スウェーデンロイヤルに詳しいジャーナリストは「カール16世グスタフ国王は非常に保守的。母の宝飾品がオークションに出品されることは、国王の信条や価値観すべてに反する」と話している。また「国王自身が母の宝飾品を買い戻す可能性も否定できない」と見ている。

ビルギッタ王女(Princess Birgitta of Sweden) Gisela Schober / Getty Images

またスウェーデンロイヤルの専門家ヘルマン・リンドクヴィストもこのオークションを「不適切」だと語る。「オークションのことを知って、国王は苛立っていた」とコメント。「個人的な思い出と結びついた貴重な宝飾品は、このような形で売却されるべきではない。もっと慎重に人目に触れない形で行われるべきだ」とも。

気になるのは、なぜオークションに出されることになってしまったのか。ビルギッタ王女は1961年にホーエンツォレルン=ジグマリンゲン侯国のロイヤルであるヨハン・ゲオルク・フォン・ホーエンツォレルン=ジグマリンゲンと結婚している。今回オークションに出されるジュエリーはスウェーデン王室を離れ、ビルギッタ王女の家族の手に渡ったもの。スウェーデン王室の広報は「オークションで売却できるジュエリーは私有財産だけ。国家財産や財団の財産は売却できない」と地元のマスコミにコメント。王女の家族の私有財産であるため、オークションに出すことは阻止できないと示唆している。

ヴィクトリア王太子の結婚式で。ビルギッタ王女(Princess Birgitta of Sweden) Pascal Le Segretain / Getty Images

ちなみにカール・グスタフ国王とビルギッタ王女の妹であるクリスティーナ王女は、かつて王室に伝わるジュエリーについて「単に髪に飾るのではなく、真の伝統、先祖代々受け継がれてきたものを誇りと喜びを持って身につけている。ただ光るものではなく、家族の歴史なのだということを強調したい」と話していたことも。オークションは来月初め、オークションハウスのサザビーズがジュネーブで開催する。国王が家族の歴史を買い戻すのか、ロイヤルファンの注目が集まっている。

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