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50代、体重が史上最高になってしまった… マイナス15キロを目標に、人生最後のダイエットに挑んだ実録コミックエッセイ【書評】

  • 2026.10.9

【漫画】本編を読む

年齢を重ねるにつれ、食べる量は変わらないのに体重が増えていく……。こんな変化に直面した50代の著者・青沼貴子氏が人生最後のダイエットに挑んだ記録をまとめたのが『空気でも太るお年頃の私が 15キロ痩せるまで。 人生最後のダイエット コミックエッセイ』(青沼貴子/KADOKAWA)だ。食事の見直しや運動をしながら15キロ減の目標を目指す。

青沼氏は40代の頃、一度ダイエットに成功した経験を持つ。ところがおよそ10年後、久しぶりに体重計にのってみると自己最高体重が更新されていた。その衝撃から過去のダイエット日記を引っ張り出し、ダイエットの再挑戦を決意する。挑んだのは、短期間で体重を落として勢いをつける「ロケットスタートダイエット」。1日断食から始まり、その後は徐々に食事量を調整したり、糖質を控えたりするなどして減量生活を進めていく。

もちろん、食事だけで順調に進むわけではない。日々の体重や食べたもの、運動を記録しながら身体の状況をチェックし、ウォーキングやエアロビクスなどの有酸素運動にも挑戦していく。すると数週間後にはウォーキングの距離が伸びるなど、体にも少しずつ変化が。しかし一方で、スイーツビュッフェに行き、友人との食事を楽しむ日もあったため、そこで増えた体重をどう挽回するかを試行錯誤する姿も見どころだ。

そして約4カ月にわたる格闘の末、見事にマイナス15キロを達成するまでの道のりが、ユーモアたっぷりに綴られる。完全にストイックな生活を貫くのではなく、誘惑に負けて寄り道しながら、それでも「いかに続けられるか」を模索していく青沼氏の人間臭い姿に共感してしまう人は多いのではないだろうか。

過去の成功体験をそのままなぞるのではなく、年齢や体の変化をしっかり受け止めて、できることを積み重ねていく。そんなリアルな記録が参考になるのはもちろん、うまくいかない日を笑いにする姿勢が、同年代のダイエッターに前向きな気持ちをくれるはずだ。

文=つぼ子

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