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「分割で毎月払うから。本当に迷惑かけないから」15万円のアクセサリーを私のカードで買った姉。だが、叔母に放った一言に感じた本音

  • 2026.9.17

2度目の頼みに、カードを使った

働きはじめて間もないころ、姉が夜に私の部屋へ来た。手にしていたのは、細い鎖に小さな石がついたアクセサリーの写真だった。

「これ、ずっと欲しかったんだよね」

「でも、お金ないって言ってなかった?」

私が聞くと、姉は少し言いにくそうに写真へ目を落とした。

「だからお願いがあるの。そっちのカードで買ってくれない?分割で毎月払うから」

「いや、それはちょっと…」

その日は断った。

ところが数日後、姉はまた同じ写真を持ってきた。

「ねえ、この前の話なんだけど。やっぱりお願いできない?」

「まだ諦めてなかったの?」

「分割で毎月払うから。本当に迷惑かけないから」

そこまで言われると、姉を疑っているような気がして、私もだんだん断りづらくなった。

「…じゃあ、本当に毎月払ってね」

「分かってる。ありがとう」

私はその言葉を信じ、自分のカードで15万円のアクセサリーを購入した。

けれど翌月になっても、姉からお金は渡されなかった。その次の月も同じだった。

「今月のぶん、まだもらってないんだけど」

「ごめん。今月ちょっと厳しくて…来月には何とかする」

「先月もそう言ってたよね」

「分かってる。ごめん」

カードの引き落としだけは待ってくれない。私は自分の貯金を崩しながら、姉が買った15万円ぶんの支払いを毎月負担することになった。

集まりのあと、紙を1枚だけ

年末の親戚の集まりで、姉はそのアクセサリーを身につけていた。

叔母が「それ、きれいね」とほめると、姉はうれしそうに石へ触れた。

「でしょ?前から欲しくて、自分で買ったんだ」

私は向かいの席で、その言葉を黙って聞いていた。

「自分で買った」という言葉だけが引っかかった。でも、親戚の前で支払いの話を持ち出して姉に恥をかかせたいわけではなかった。

叔母たちが帰り、片づけを終えて台所で姉と2人になったところで、私はかばんから紙を1枚出した。

「ちょっと、これ見てほしい」

「何?」

紙には、購入した15万円と、これまで私のカードから引き落とされた日付と金額を書いていた。その下には、姉からの返済額を書ける空欄も作ってある。

姉はしばらく黙って紙を見ていた。

「…ごめん」

「一気に返してとは言わないよ。でも、『来月払う』だけだと、もう私も困る」

姉は小さくうなずいた。

「毎月いくらなら返せる?」

「…これくらいなら、たぶん大丈夫」

「じゃあ、その金額と振り込む日を書いて」

姉はペンを取り、金額と日付を書き込んだ。

翌月、その日付に私の口座へ入金があった。その次の月も、同じ日に振り込まれた。

次の親戚の集まりで、叔母がまたアクセサリーを見て「やっぱり素敵ね」と言った。

姉は少しだけ間を置いてから答えた。

「これ、妹に立て替えてもらったの。今、少しずつ返してるところ」

叔母は少し驚いてから、「そうだったの。じゃあ、ちゃんと返さないとね」と言った。

「うん。返してる」

姉はそれ以上何も言わず、私の前に湯のみをそっと置いた。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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