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タネまきから2〜3週間で食卓へ。直まきで簡単、新鮮【ベビーリーフ】栽培の基本とコツ

  • 2026.9.16

タネまきから2〜3週間で食卓へ。直まきで簡単、新鮮【ベビーリーフ】栽培の基本とコツ

スーパーで薬味の隣りあたりに並んでいる「ベビーリーフ」。水洗いするだけで、彩りのきれいなサラダやつけ合わせになって便利ですよね。これらはさまざまな葉もの野菜の文字通り「赤ちゃんの葉っぱ」たち。タネまきすると、あっという間に食べられます。

庭がなくても栽培できる! ベビーリーフを育てよう

ベビーリーフは、タネから発芽した幼苗の若葉です。そのため栽培期間がとても短く、すぐ収穫できます。販売されている葉もの野菜のように大きく育てる必要がないので、ごく小さな鉢や容器でも栽培可能。庭がなくても、ベランダや日当たりのよい窓辺で収穫できます。

どんな葉もの野菜でもOKですが、葉の色形の違う種類を数種育てると、お皿に変化がついて楽しいものです。また、種類によって味もさまざま。レタスやコマツナのようにクセのないものから、ピリッとした辛みのあるルッコラやワサビナ、苦みのあるチコリなども、組み合わせてみませんか。

ベビーリーフはタネから育てるので、コスパもniceです。何種類ものタネを買わなくても、ベビーリーフ用のミックスタネなら100円台から買えます。タネ袋にはどんな葉もの野菜がミックスされているか書いてあるので、確認してから購入しましょう。

直まきOK! 初心者でも失敗しない育て方

葉もの野菜の発芽適温は15~25℃。温度調整できる場所なら1年中栽培できます。戸外なら春(2~4月)と秋(9~10月)が最適です。とくに寒さに向かう秋は病害虫の心配も少なくて、初心者さんも安心して挑戦できます。寒さが訪れるまで、何度も収穫できますよ。

タネは苗床ではなく、鉢や畑などに直接まけます。プランターなどに野菜用の培養土を入れ、水でよく湿らせてからタネをまきます。肥料分のないタネまき用の土を、厚さ2センチほど重ねるのも発芽率を高めるのにおすすめです。

指で深さ1㎝ほどの筋を掘り、タネが重ならないようにまいて、タネが隠れる程度に用土で覆います。小さな鉢ならタネをばらまいて、用土で覆うのでも大丈夫です。

タネが流れないようにそっと水やりして、その後は発芽するまで用土が乾かないようにします。容器の下に水を溜めた鉢皿などを置いてもよいでしょう。気温25℃くらいなら2~3日で発芽して双葉が開き、本葉が出て2~3週間で収穫できます。気温が低いと発芽や生育は遅れます。

発芽したら鉢底からの給水をやめて、表土が乾いたら上から水やりします。本葉が数枚になったら、外側の葉から収穫しましょう。

ベビーリーフで楽しみたい葉もの野菜【8選】

葉色や形の異なる品種も加えたい【リーフレタス】

レタスにはさまざまな種類があるなかで、ベビーリーフには丸く結球しないリーフレタスが向きます。さらに赤紫などに色づくサニーレタスや、葉が縮れるタイプ、やわらかなものとパリッとしたものがあるので、好みで選べます。

ゴマのような風味も楽しめる【ルッコラ】

イギリスやフランスではロケット、アメリカではアルグラ、日本やイタリアではルッコラと呼びます。ゴマのような香りとピリッとした辛みが好まれ、生食だけでなくビザのトッピングや炒め物にも使います。トウが立って咲くダイコンに似た花もサラダなどに。

カラフルな葉の軸がチャームポイント【スイスチャード】

赤や白や黄色などのカラフルな葉の軸が印象的です。おしゃれな野菜として人気があり、花壇の彩りにも利用されています。真冬以外は育って収穫できるために、和名は不断草(フダンソウ)。大きな葉は硬くて炒め物に用いるため、サラダにはごく小さい葉が適します。

寒さのなかでも生育する【ホウレンソウ】

葉がギザギザして株元が赤くなる東洋種と、葉が丸くて厚い西洋種があります。寒さに強いため寒風に当たっても大丈夫です。10月までにタネをまけば、1月いっぱいまでは次々に収穫できます。本来のタネは殻が硬くて発芽しにくいため、殻を取り除いたタネが販売されています。

殺菌や食欲増進効果のピリ辛風味【マスタード(カラシナ)】

日本では弥生時代から栽培されてきたというタカナの仲間です。辛み成分を含む葉は殺菌作用や食欲増進効果があり、サラダのほか漬物などにも利用されます。タネは辛子の原料になります。連作障害が出やすいアブラナ科の植物なので、同じ用土で毎年栽培するのはNG。

クセがないからスムージーにも【コマツナ】

クセのない緑黄色野菜で、ジュースやスムージーをはじめ、おひたしや汁物、鍋や炒め物など幅広く用いられます。コマツナはアブラナ科でも連作障害が起きにくく、暑さ寒さに強くて育てやすい野菜です。霜に当たっても大丈夫で、かえって甘みが増します。

青い花や葉や根も食べられる【チコリ】

フランス語ではアンディーブ。キクニガナ属という名前が示すとおり、ほろ苦さのある葉ものです。白くて先のとがった舟形の葉が白菜のように重なっているのは、日光を遮った場所で育てる「軟白栽培」によるもの。日差しのもとで育てた葉や花はサラダなどに、根はコーヒーの代用に。

サラダや鍋物に重宝する【ミズナ】

京野菜として発達した菜っ葉で、関東では京菜とも呼ばれます。シャキシャキした食感が煮ても残るため鍋物に利用されてきましたが、近年はサラダ用として人気です。販売されているサイズに育てるには5センチ間隔に間引きますが、ベビーリーフは間引き菜を利用します。

庭のない私が食用のために育てるのは、シソとベビーリーフです。どちらも身近に育ててフレッシュなものが食べられる喜びがあり、何よりスーパーで買うよりお手ごろです。タネまきをしたことがない方でも、直まきで手軽に始められるので、ぜひ挑戦してみてください。

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