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「通れるんですよね?」駐車場の出入口近くに停める隣家の来客。だが、私が直接注意するのをやめた理由

  • 2026.9.9
「通れるんですよね?」駐車場の出入口近くに停める隣家の来客。だが、私が直接注意するのをやめた理由

車を出すだけで何度も切り返していた

今の家に越して、しばらくたったころの話です。

隣の家には来客が多く、週末になると友人や親戚らしい人の車がよく停まっていました。

にぎやかなこと自体は気になりませんでした。

ただ、あるころから、その車がうちの駐車場の出入口近くに停まるようになったのです。

出入口の前には縁石があり、車が通れるように一部分だけ切れています。

完全に塞がれているわけではありませんでしたが、すぐ近くに車があると、一度では道路へ出られません。

前へ出て、下がって、ハンドルを切る。

そんなことを何度も繰り返し、出るだけで五分ほどかかった日もありました。

最初に隣の家の方へお願いしたときは、

「道路なんだから別にいいでしょう」

と言われました。たしかに公道ですし、通れないわけでもありません。

その日は、それ以上言えませんでした。

ところが別の日にも、同じような位置に車が停まっていました。

私はもう一度、隣の家の方が外に出ているときに声をかけました。

「すみません。もう少し出入口から離して停めてもらえませんか」

すると、また同じ言葉が返ってきました。

「別にいいでしょう。通れるんですよね?」

通れることは通れます。ただ、毎回何度も切り返さなければなりません。

さらに後日、車のタイヤが縁石の切れ目にかかるほど近くに停まっていたため、もう一度お願いすると、今度は「細かいことを気にしすぎじゃないですか」と言われました。

これ以上直接話しても、近所付き合いまで悪くなりそうでした。

名指しをしない一枚の紙で状況が変わった

そこで私は、住宅の管理窓口に事情を相談しました。

来客の車が駐車場の出入口近くに停まり、車を出しにくいことがあると、そのまま伝えました。

しばらくすると、「駐車についてのお願い」と書かれた紙が周辺の家に配られました。

そこには、うちの名前も隣の家の名前も書かれていません。

特定の一軒を責める内容ではなく、車を停める際には各住宅の出入りを妨げないようにしてほしい、という案内でした。

その紙が配られてから、うちの出入口近くに車が停まることはなくなりました。

数日後、道で隣の家の方と会いました。

「あの紙、来てましたね」

「来てましたね」

それだけでした。

私が相談したあとに配られた紙でしたが、誰かを名指しして責める形ではなかったからこそ、必要以上に関係をこじらせずに済んだのだと思います。

今でも知らない車が近くに停まっていることはあります。ただ、うちの車が無理なく出入りできるだけの余裕があれば、それでいいと思えるようになりました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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