1. トップ
  2. エピソード
  3. 「ちょっとくらい空いてるんだからいいじゃない」契約した駐車場に無断で停める女性。だが、注意した時の思わぬ主張とは

「ちょっとくらい空いてるんだからいいじゃない」契約した駐車場に無断で停める女性。だが、注意した時の思わぬ主張とは

  • 2026.9.27
「ちょっとくらい空いてるんだからいいじゃない」契約した駐車場に無断で停める女性。だが、注意した時の思わぬ主張とは

契約した区画に、また知らない車

自宅近くの月極駐車場を借りている。

ここ最近、うちの区画に見覚えのない白い軽自動車が停まっていることがあった。

決まって夜9時を過ぎたころで、その月だけでも3回目だった。

その夜も、母と2人で買い物から帰ると、また同じ車が停まっていた。自分たちの車を入れられず、通路の端に寄せて待つことにした。

「また停まってる。これで今月3回目だよね」

「そうだね…。少し待ってみようか。すぐ戻ってくるかもしれないし」

10分ほどすると、近所で何度か見かけたことのある50代くらいの女性が、買い物袋を提げて戻ってきた。

私は車を降り、できるだけ穏やかに声をかけた。

「すみません。ここ、うちが契約している区画なんです」

すると女性は、少し面倒そうな顔をした。

「ちょっとくらい空いてるんだからいいじゃない」

「でも、私たちもここに停めるので……」

女性は車の鍵を開けながら、もう一度「ちょっとくらい空いてるんだからいいじゃない」と繰り返した。

さらに「そんなに文句言わないでよ」と言われ、私は思わず一歩下がった。

これ以上話しても仕方がないと思い、その場では何も言い返せなかった。

女性の車が出ていくと、母が心配そうに私を見た。

「もう直接言わないほうがいいかも。管理会社に相談しよう」

「うん。そのほうがよさそうだね」

翌朝、管理会社に相談した

翌朝、私は管理会社に電話をかけた。

夜9時を過ぎたころに同じ車が月3回ほど停まっていたことや、前夜に直接声をかけたときのやりとりを順番に伝えた。

「『ちょっとくらい空いてるんだからいいじゃない』と言われてしまって……。これ以上、私から声をかけるのは少し怖くて」

担当の男性は話を聞いたあと、落ち着いた声で答えた。

「分かりました。こちらで対応します」

その日の午後、駐車場を見ると、うちの区画の前にあるフェンスに新しい張り紙が貼られていた。

契約者以外の駐車は禁止していることと、無断で駐車しないよう求める内容だった。

自分で何度も注意しなくても、管理会社からはっきり示してもらえたことに、私は少しほっとした。

それから、白い車は来なくなった

それからひと月。夜9時を過ぎて帰宅した日も、うちの区画にあの白い軽自動車が停まっていることは一度もなかった。

ある夜、母と買い物から戻ると、いつものように自分たちの区画が空いていた。

「今日も大丈夫だね」

「うん。相談してよかった」

私はそのまま車を区画へ入れた。

最初は自分たちで話せば済むと思っていた。でも、相手に強く返されると、それ以上言うのが怖くなることもある。無理にやり合わず、管理会社に間に入ってもらってよかったと思った出来事だった。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ