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「朝すぐ出られないと困るの」家の駐車場で揉めた配置。家族で決め直した駐車ルール

  • 2026.9.16

朝のために空けていた場所に、車があった

我が家の駐車場には、家族が使う車が数台ある。

出入りするときに車同士が邪魔にならないよう、住み始めたころに、誰がどこへ停めるかを家族で決めていた。

朝いちばんに家を出るのは、たいてい私だった。そのため、私の車の前にあるスペースだけは、朝まで空けておくことになっていた。

ところが、ある平日の朝、玄関を出ると、その場所に家族の車が停まっていた。

すぐに動かしてもらえたので、その日は「たまたまだろう」と何も言わなかった。

けれど、同じことがその後も続いた。

3度目の朝、また目の前に車があるのを見て、さすがに困った。

急いでいる時間に家族を呼び、鍵を探してもらい、車を動かしてもらわなければならなかったからだ。

その日の夕方、私は家族に声をかけた。

「ねえ、朝に空けておく場所なんだけど、あそこには停めないでほしいの」

「夜は空いてたから、ちょっと停めただけだよ。少しくらいいいじゃない」

「でも朝になると、私が車を出せないの。今日も動かしてもらうまで待ったでしょ」

「そんなに時間かからなかったじゃない。少しくらいいいじゃない」

同じ言葉を二度聞いて、私も少し声が強くなった。

「毎回呼びに戻るのが困るんだよ」

相手にも、「少しの間なら問題ない」という感覚があったのだと思う。ただ、私にとっては朝の数分でも余裕がなくなる。

その日はお互いに言い方が強くなり、それ以上話してもまとまらなかった。

休日に、もう一度決め直した

次の休日、私は家族がそろったところで、もう一度駐車場の話をした。

「この前は私もきつく言ってごめん。でも、朝だけはあそこを空けておいてほしい」

紙に駐車場の形を簡単に描き、車を停める場所と、出入りに使う場所を書き込んだ。

「ここに停まると、私の車が出せなくなるんだ」

図にすると、家族も状況が分かりやすかったようだった。

「ああ、ここを通るのか」

「そう。だから、この場所だけは停めないようにしたい」

話し合った結果、誰がどこへ停めるのかを改めて確認し、朝の出入りに使う場所には車を置かないことをもう一度決めた。

忘れないよう、簡単な配置図も勝手口の内側に貼った。

翌朝、私の車の前には何もなかった。その次の朝も、そのまた次の朝も同じだった。

「今日はすぐ出られたよ」

そう言うと、家族も「ああ、よかった」と短く返した。

大げさなルールを作ったわけではない。ただ、お互いに見えていた駐車場の使い方が少し違っていたのだと思う。

一度図にして話したことで、朝の小さなもめごとはなくなった。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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