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「子供が泣いてるんだから、作り直してよ!」食べたあとに泣き出した子ども。だが、母親の要求に困った結果

  • 2026.9.9
「子供が泣いてるんだから、作り直してよ!」食べたあとに泣き出した子ども。だが、母親の要求に困った結果

注文を取るとき、温かいほうか冷たいほうか確認した

飲食店で働いていたころのことです。昼どきは店内が混み合い、私はホールを行き来しながら注文を取っていました。

その日、お子さんを連れたご家族のテーブルを担当しました。

いくつか注文を聞き、お子さんの料理については、温かいものと冷たいもののどちらにするかを確認しました。

「温かいほうでお願いします」

そう返事があったので、私は注文内容を復唱してから厨房へ通しました。

しばらくして料理ができあがり、テーブルへ運びました。その時点では特に何も言われませんでした。

ところが少し時間がたったころ、お子さんの泣き声が聞こえてきました。

見ると、料理はすでに半分ほど食べられています。

「やっぱり冷たいのがいい」

お子さんはそう言いながら泣いていました。

すると、お母さんから声をかけられました。

「これ、冷たいほうに換えてもらえますか」

私は一度厨房のほうを確認してから、店で決められている対応を説明しました。

「新しくお作りすることはできますが、もう一品分の料金がかかってしまいます」

すると、お母さんは困ったような顔をしました。

「でも、子どもが泣いてるのに」

気持ちは分からなくもありませんでした。ただ、最初に温かいほうで間違いないか確認しており、料理にも問題はありません。

私は申し訳ないと思いながら、もう一度同じ説明をしました。

「すみません。作り直す場合は、追加で料金をいただくことになっています」

すると、お母さんから

「子供が泣いてるんだから、作り直してよ!」

「話にならないから、店長さんを呼んでもらえますか」

と言われました。

三度目の説明は、店長からだった

私は店長に事情を伝え、一緒にテーブルへ戻りました。

店長はまず注文時の状況を私に確認し、そのあとご家族へ説明しました。

「ご注文の際に温かいほうで確認させていただいておりますので、新しく作る場合は追加のご注文という形になります」

私が二度説明したあと、三度目は店長から同じ内容を伝えてもらうことになりました。

お母さんは少し納得できない様子でしたが、結局、新しく注文することはありませんでした。そのまま食事を終え、会計をして帰られました。

テーブルを片づけていると、店長が私に声をかけました。

「注文のとき、ちゃんと確認したんだよね」

「はい。温かいほうでいいか、復唱しました」

「それなら大丈夫」

その言葉を聞いて、ようやく少し肩の力が抜けました。

お子さんが途中で気持ちを変えることはありますし、泣いている姿を見れば、親として何とかしてあげたいと思うのも分かります。

それでも、店員一人の判断で無料の作り直しをすることはできません。

あの日、店長が同じ説明をしてくれたことで、一人で対応するのと、店として対応してもらうのとでは安心感がまったく違うのだと感じました。

それ以来、どれだけ忙しい時間帯でも、注文内容の復唱だけは省かないようにしています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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