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会計後に値下げを知り返品を要求する女性客。「安く買い直させて」と無理を言う客と、店長の対応に感じた不満

  • 2026.9.8
会計後に値下げを知り返品を要求する女性客。「安く買い直させて」と無理を言う客と、店長の対応に感じた不満

会計を終えたお客さんが、レシートを持って戻ってきた

十年ほど前、私はスーパーでレジのアルバイトをしていました。

夕方になると、売り場では値引きの黄色い札が貼られ始めます。

担当の人が棚を順番に回り、その時間になると値引き品を手にレジへ向かうお客さんも増えていました。

その日、少し前に私のレジで会計を済ませた女性が、買った商品が入った袋を提げたまま戻ってきました。

袋は開けておらず、手にはレシートを持っています。

女性は声を荒らげることもなく、静かに言いました。

「買ったあとに割引が始まったの。いったん返品して、買い直させてもらえない?」

どうやら、会計を終えた直後に同じ商品へ値引きの札が貼られたようでした。

悔しい気持ちは分かります。ただ、私には勝手に返品処理をすることはできません。

「申し訳ありません。商品に問題がない場合は、こちらでは返品をお受けできない決まりなんです」

そう説明すると、女性はレシートを見ながら言いました。

「でも、本当にさっき買ったばかりなのよ」

同じ説明をしても、女性はレジの前を離れなかった

私はもう一度、同じ内容を説明しました。

「返品して、同じものを買い直したいだけなの」

女性も引きません。

後ろに一人お客さんが並びましたが、やり取りが続いているのを見て、隣のレジへ移っていきました。

私は三度目も、商品に不具合などがない場合は自分の判断では返品できないことを伝えました。

それでも女性は、「少ししか時間がたっていないのに」と納得できない様子でした。

ここから先は私だけでは対応できないと思い、店長を呼びました。

店長は女性から事情を聞き、レシートと商品を確認しました。

そして少し考えてから、

「通常はお受けしていないのですが、今回は私の判断で対応します」

と伝えました。

女性はほっとしたように、「ありがとう、助かるわ」と言いました。

その後、返品処理をして、値引きされた同じ商品を改めて購入して帰っていきました。

店長が判断したあとも、しばらく気になっていた

店長の判断なので、私が口を挟むことではありません。

ただ、その日からしばらくは、夕方に値引きが始まるたびに少しだけ身構えるようになりました。

また同じような申し出があったら、今度はどう説明すればいいのだろう。そんなことを考えていたのです。

結局、その女性が同じ理由でレジへ戻ってくることはありませんでした。

今振り返れば、女性も数分の違いで値段が下がったことに、どうしても納得できなかったのでしょう。

その気持ちは理解できます。それでも、レジに立つ側には、自分の判断では変えられない決まりがあります。

黄色い値引きの札を見ると、ときどきあの夕方のやり取りを思い出します。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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