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同じ日にロンドンとロサンゼルスで。俳優たちが選んだロロ・ピアーナ

  • 2026.9.4

ヒュー・ジャックマンとアンドリュー・ガーフィールドが、9月2日にそれぞれの新作イベントでロロ・ピアーナを着用した。ロンドンとロサンゼルス、離れた街で同じブランドが選ばれている。(フロントロウ編集部)

ロンドンとロサンゼルス、同じ日に

9月2日、ヒュー・ジャックマンはロンドンのソーホー・ホテルでおこなわれた映画『The Death of Robin Hood(原題)』のフォトコールに、ロロ・ピアーナのスーツとアンドレ・シャツで登場した。ローブ・デコルテのような華やかさではなく、生地そのものの質感で見せるタイプの装いだ。

同じ日、ロサンゼルスではアンドリュー・ガーフィールドが映画『The Uprising(原題)』のプレミアに姿を見せている。合わせたのはロロ・ピアーナのミラノ・ダブルブレストスーツで、フィリッポ・シャツとタイをコーディネート。ダブルブレストという、着る人を選ぶ形をあえて選んでいるあたりに余裕がある。

レッドカーペット以外の場所でも

この少し前、8月30日にはニューヨークで開かれた全米オープンの開幕初日イベントに、俳優のポール・アンソニー・ケリーがロロ・ピアーナのアンドレ・シャツとパンツ、そしてセルジオ・ローファーという組み合わせで登場した。映画のプレミアではないスポーツイベントの場でも、同じブランドが選ばれている。

いずれのルックにも共通しているのは、装いが主張しすぎていないことだ。ブランドのロゴが目に飛び込んでくるわけでもなく、シルエットが極端に攻めているわけでもない。それでも写真として成立するのは、素材の良さがそのまま画面に出るからだろう。フォトコールもプレミアも全米オープンも、被写体が長時間カメラの前に立ち続ける場だ。シワの出方や光の返り方までが写る場所では、生地の差が容赦なく出る。

「静かな高級品」の元になっている原料

ロロ・ピアーナはイタリア発のブランドで、カシミアやビキューナといった希少な原料を自社で調達するところから服づくりに関わっている。近年はモンゴルの遊牧民との取り組みのように、原料の産地そのものを支える活動も知られるようになった。

派手なロゴではなく生地で語るという方向性は、いわゆる「クワイエット・ラグジュアリー」として一時期のトレンドにもなった。ただ、ヒュー・ジャックマンやアンドリュー・ガーフィールドのような、キャリアを重ねた俳優たちが仕事の場で繰り返し選んでいるという事実のほうが、流行という言葉よりも説得力を持っているかもしれない。

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