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家族にも隠してたドリー・パートンが最後まで守り通した闘病生活

  • 2026.9.4

ドリーが亡くなって約1週間が経った9月3日、彼女を身近で支えてきた人物が、その最期について口を開いた。(フロントロウ編集部)

従弟リッチーが語った「誰も知らなかった」真実

ドリーの従弟で長年の音楽仲間でもあるリッチー・オーウェンズが9月3日、NBCの朝の情報番組「Today」に出演した。リッチーは長年にわたってドリーと音楽活動をともにし、1998年のアルバム『Hungry Again』などをプロデュースした人物でもある。

リッチーが語ったのは、ドリーが自身の健康状態をいかに徹底して伏せていたかということだった。

「彼女はいつもプライベートを守っていた。周囲をポジティブに保ち、その姿を見せたかったから」

ドリーは生前、健康上の問題について公に触れることはあったものの、がんを患っていることは身近な人たちにもほとんど明かしていなかった。リッチー自身も、その病状を詳しく知らなかったという。

ドリー・パートンは2026年8月25日、80歳で亡くなった。「Jolene」「9 to 5」「I Will Always Love You」など数々の名曲を世に送り出し、カントリーミュージックの殿堂入りも果たした彼女は、音楽だけでなく慈善活動でも広く知られていた。死去当日には、世界での楽曲ストリーミング再生数が前日から1,200%以上増加するなど、多くのファンがその音楽を聴いて追悼した。

「非常に静かな」埋葬、夫の隣に眠る

ドリーは8月28日、ナッシュビルのウッドローン・メモリアル・パーク&モーソリアムで、2025年に亡くなった夫カール・ディーンの隣に埋葬された。リッチーによれば、これは一般的な意味での葬儀というよりも、少数の家族だけが立ち会った小規模な埋葬だったという。

「とても静かで、すぐに執り行われた。悪い意味ではまったくなく、それが彼女の望みだった。彼女はとても、とてもプライベートにしたかったんだ」

ドリーらしく、最後の別れも大々的なものではなく、家族に囲まれた静かなものとなった。約60年をともにした夫の隣で、ドリーは眠りについた。

「花より、イマジネーション・ライブラリーへ寄付を」

リッチーはインタビューのなかで、ドリーが生前から、葬儀の花などにお金を使うのであれば、自身が長年力を注いできた慈善事業「イマジネーション・ライブラリー」に寄付してほしいと繰り返し話していたことも明かした。

イマジネーション・ライブラリーは1995年にドリーが始めた慈善事業で、対象地域に住む5歳までの子どもたちに毎月無料で本を届けるプログラム。現在はアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、アイルランドの5カ国で展開され、これまでに3億冊以上の本を子どもたちに届けてきた。

自身の病状を最後までほとんど明かさず、周囲には前向きな姿を見せ続けたドリー。華やかなステージの裏側でもプライバシーを大切にしながら、最後まで自身の信念を貫いた。

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