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印度カリー子さんが厳選! 東京近郊で本当においしい「ビリヤニ」が食べられる店8選

  • 2026.9.3
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ビリヤニことスパイス香るインドの炊き込みご飯が今ブームだ。スパイス&カレーの専門家でビリヤニの書籍も出している印度カリー子さんにブームの背景や東京のおすすめ店を聞いた。

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教えてくれた方

印度カリー子さん/インド料理研究家。20歳で初めてインドへ渡り、それ以来渡航を重ね、現地のビリヤニやスパイス文化を深く探究。“香りと技術が融合した上質なビリヤニ文化”の魅力を日本に広めている。近著は自宅で簡単に本格的なビリヤニが食べられる『ひとりぶんのビリヤニ』(山と渓谷社)¥1,760、『おもくない! ふとらない! スパイスとカレー入門』(玄光社)¥1,760など。

(C)Instagram of indocurryko

そもそもビリヤニとは?

ビリヤニとは、インドやパキスタン、バングラデシュなど南アジアを中心に食べられている、スパイス炊き込みご飯のこと。

肉や魚、野菜などの具材を多種多様なスパイスやヨーグルト、フライドオニオンでマリネし、ロングライス(主にバスマティライス)と層にして一緒に炊き上げるのが一般的だ。副菜はさっぱりとしたヨーグルトベースのライタや野菜のアチャール(酢漬け)が定番。

ルーツはインドのイスラム王朝時代。肉を使う料理人、炊き込みご飯を作る料理人、スパイスの使い手などが力を合わせ、王さまを喜ばせるための宮廷料理として誕生したといわれている。

基本的に大鍋で炊くビリヤニ。現地では結婚式や外食で食べるもので、地方によってスパイス使いや炊き方に至るまでさまざまな種類があるそう。

Getty Images

インスタの #ビリヤニ は32.7万件! ビリヤニブームはどこから?

日本でもビリヤニがブームになりつつあるのを実感しているというのは、印度カリー子さん。

「コロナ禍のおこもり期、自宅で作る本格的なスパイスカレーが広まりましたが、そのときにスパイスの奥深い世界に触れた人たちが、より豊かな味わいを求めてビリヤニに興味を持ち始めたんだと思います。

イクラのせビリヤニやジビエのビリヤニといった日本独自の進化系や、最近では高級スーパーの総菜コーナーにまでビリヤニが進出していて裾野が広がっているのを感じますね。特に2025年から一気に加速しています」とカリー子さん。

ビリヤニに特化した専門店のオープンも続いている。「おいしいビリヤニを食べてみたい!」と思ったら、まずは間違いのないお店へ。カリー子さんが一度は食べておくべき東京のガチビリヤニの店をリストアップ。

Risa Koseki

【神田】Biryani Master(ビリヤニマスター)

日本最高峰のビリヤニと評されるビリヤニ大澤の大澤孝将さんが2026年5月にオープンした新店。完全予約制のビリヤニ大澤に対して、「ビリヤニマスター」は予約不要。コンセプトは「早い・安い・うまい」。敷居の高さを取り払い、気軽に極上の一皿を楽しめるスタイルでありながら、厨房で行われている仕込みは驚くほど手厚い。

「上品なスパイス使いで、誰もが本当のビリヤニを楽しめる店。特筆すべきは米の仕上げ加減。すべての米が最大限伸びていおりふわふわで、折れもなく完璧。このレベル超える米の調整具合にはインドでもなかなか出合えません」

骨付きマトンの肉は手作業で骨を外して筋を切り、煮込みに使う油にはフライドオニオンの香りを極限まで移した特製油を使用。仕込みから完成まで4〜5時間を費やす看板の「チキン」と「マトン」に加え、牡蠣やえびといった遊び心あふれる日替わりも魅力だ。

ちなみにこちらのお店、コーラがなんと飲み放題! 実は本国インドでも「ビリヤニにはコーラ」が公式の黄金コンビだそう。スパイス香るふわふわのお米と、キンキンに冷えたコーラの爽快感がもたらす至福の背徳感を味わって。

Risa Koseki

ビリヤニマスター
住所/東京都千代田区神田司町2-15-16 サトウビル 2F
Google Map
電話番号/非公開
営業時間/11:00〜14:00(※売り切れ次第終了)
定休日/土・日曜、祝日
インスタグラム/@biryani.master_jp

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【京橋】BOMBAY SIZZLERS(ボンベイ シジラーズ)

ジャカルタやサハリン、北海道で人気インド料理店を次々と手掛けてきたムンバイ出身のオーナーが、2021年に満を持して東京にオープンした「ボンベイ シジラーズ」。

「こちらの料理はビリヤニに限らず、カレーの味も本場インドに近いんです。味のバランスが良くて、現地の高級店のようなブリアニ(ビリヤニ)が食べられます。お肉はホロホロと柔らかく、スパイスの香りもしっかり。チキンやマトンがおすすめです」

使用する野菜のほとんどは契約農家直送だそう。本格的で豊富なメニューはインド大使館の高官もお墨付きだ。珍しいインドワインと合わせて楽しみたい。

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BOMBAY SIZZLERS
住所/東京都中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン 1F
Google Map
電話/03-6665-6865
営業時間/11:15~15:00(14:45L.O.)、17:00~22:15(21:45L.O.)土・日曜、祝日11:30~15:00(14:45L.O.)、17:00 - 22:15(L.O. 21:45)
定休日/月曜
https://bombaysizzlers.jp/

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【銀座】SPICE LAB TOKYO(スパイス ラボ トウキョウ)

東京のモダンインディアンキュイジーヌをけん引するお店といえばこちら。Amanの副総料理長やデンマークのnomaでの修業経験もあるテジャス・ソヴァニ シェフが率いる。カリー子さんのおすすめはベジビリヤニだ。

「インドで食べるよりもずっとおいしいベジビリヤニに出合えます。日本の旬野菜のおいしさが際立っていて、お肉なしでも満足感あり。アレンジも多彩です」

夏のビリヤニは黄色や白のとうもろこし、枝豆を主な具材として使用し、秋はじゃがいも、ごぼう、れんこんなどの根菜類、春にはそら豆、いんげん、新じゃがいも、にんじんなど、季節によってガラリと変わるのもポイント。

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SPICE LAB TOKYO
住所/東京都中央区銀座6-4-3 Gicros Ginza Gems, 10F
Google Map
電話/03-6274-6821
営業時間/ランチ11:30~15:00(13:00L.O.)ディナー17:30~22:30(20:30L.O.)
インスタグラム/@spicelabtokyo

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【神保町】TORKARI(トルカリ)

神保町の路地で賑わいを見せるベンガル料理の人気店。市販のルーは一切使用せず、スパイスも可能な限り現地から直接仕入れているそう。本場のカッチ・ダム・ビリヤニの味を守るため、ホールスパイスを店内のグラインダーで一つずつ丁寧に挽くなど、細部にまでこだわっている。化学調味料や着色料、クリーム、ナッツ類は使用せず、素材本来の色味と味わいを生かしているのも特徴だ。

「チキン、マトン、カジキマグロ、海老など、さまざまなビリヤニを楽しめますが、私のイチ押しはマトン・ダム・ビリヤニです。コクのある豊かな香りが漂い、ギーもきっと上質なものを使っているはず」

カッチ・ダム・ビリヤニとは、密閉した鍋を用い、弱火でじっくりと蒸し上げる製法のビリヤニのこと。具材によっては、数時間から一晩かけて炊き上げることもあるそう。オリジナルのグレービーとライタを添えて、味の変化を楽しみながら召し上がれ。

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TORKARI
住所/東京都千代田区神田神保町2-34,寺田ビル1F
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電話/03-6721-5514
営業時間/ランチ11:00~15:00、ディナー17:00~22:30
無休
https://www.torkari.jp/jp/

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【有楽町】BANGERAS KITCHEN(バンゲラズキッチン)

日本では珍しい南インド・マンガロールの料理に特化したレストラン。マンガロールはアラビア海に面した歴史ある港町で、魚介を使った料理が多いのも特徴だ。

「こちらで食べたいのは、市場から仕入れた鮮魚を使った日替わりのフィッシュビリヤニ。ポーションずつ竹の筒に入って提供されるプレゼンテーションがユニークですし、独自の進化を感じます」

カレーリーフやフェンネルなど南インドならではのスパイスを使っているのも注目したい。爽やかさと深みの両方を併せ持つ香りに魅了される一品。

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BANGERAS KITCHEN
住所/東京都中央区銀座 西2-2 銀座インズ2、2F
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電話番号/03-3561-5516
営業時間/11:00~23:00
定休日/施設に準ずる
https://www.bangeras-kitchen.com/

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【大森】MASHAL(マシャール)

ムンバイタージマハルホテル(現タージ マハール パレス & タワー)を始めとする数々の有名ホテルやレストランで腕を振い、総料理長も歴任したモハメド・フセイン シェフの店。

「夜限定で食べられる、素焼きの壺にビリヤニを入れ、ナンで蓋をしてダム(蒸す)した『ダム ビリヤーニー』がイチ押し。味やスパイス感、香り、2時間以上煮込むお肉の火の入り方が素晴らしいです。ナンにナイフで切れ目を入れた瞬間、閉じ込められていた香り高い蒸気がほわぁっと立ちのぼり、なんとも幸せな気分に。そんな“体験”としてもおすすめです」

チキン、マトン、ベジタブルの3種がラインナップ。

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MASHAL
住所/東京都大田区大森北1-10-14 3F
Google Map
電話番号/03-6450-0177
営業時間/ランチ11:00~15:00(14:30L.O.)、ディナー17:00~22:00(L.O.21:00)土・日曜、祝日 11:00~15:30(15:00L.O.)
無休
https://mashal.jp/

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【千葉・八潮】カラチの空

エスニック料理ファンやカレーマニアの間で「一度は訪れるべき聖地」と称される名店。

「私がビリヤニに目覚めたレストラン。イスラム教徒の多い国パキスタン人の経営するお店です。ビリヤニはもともとムスリムの食べ物のため、世界で1番おいしいビリヤニが食べられるのはインドではなくパキスタンだという人もいるくらい。いつ食べても完成度が高く、ごろっとしたお肉、ふわふわのお米、スパイス感が楽しめます。ここはカレーもおいしいので、カレーも欠かせません」

本場そのままの力強い味わいが特長で、看板メニューはスパイスの香りとパラッとした米の食感が絶妙な「チキンビリヤニ」。濃厚な肉料理「ニハリ」や「ハリーム」なども人気だ。

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カラチの空
住所/埼玉県八潮市中央1-7-11 三木ビル
Google Map
電話番号/048-933-9888
営業時間/11:30~23:30(23:00 L.O.)
無休
インスタグラム/@karachinosora

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【神奈川・座間】Taj Biryani House(タージブリアニハウス)

神奈川県座間市、小田急相模原駅と相武台前駅のほぼ中間に位置する「タージビリヤニハウス」。こちらの看板メニューは、店名にも冠されているビリヤニだ。

「インド・コルカタ出身のシェフが手掛けるビリヤニは、本場ならではの奥深い味わい、華やかな香りとスパイス感が魅力です。特にコルカタ特有の香料『ミーターアター』がふわりと香るのが大きな特徴。1皿で2〜3人前はある圧巻のボリュームなので、グループでシェアしたり、テイクアウトして楽しむのもおすすめです」

さらにマニアの心を掴んで離さないのが、ホワイトボードに書かれた日替わりのスペシャルメニュー。マトンとほうれん草をじっくり煮込んだスパイシーなカレー「パラクゴシュト」をはじめ、妥協のない本場の味を存分に堪能できる。

タージブリアニハウス
住所/神奈川県座間市相模が丘1-40-4 1F
Google Map
電話番号/042-865-1145
営業時間/11:00~15:00、17:00~22:00

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