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「次にバッグ買うなら教えて」持ち物も予定も重なるママ友。私が感じていた違和感とママ友の事情とは

  • 2026.9.3

偶然が続くと、少し気になり始めた

子どもの通う保育園に、送り迎えの時間がよく重なるママがいました。話しやすい人で、子どもの寝かしつけや雨の日の送迎など、ちょっとした愚痴を言い合える相手でした。

気になり始めたのは、私が新しいバッグを持って行った数日後のことです。その方も、よく似た形のバッグを持っていました。

色は違いましたし、そのときは「好みが似ているのかな」と思っただけでした。

ところが、私が子どもの習い事を始めたと話すと、少ししてから、

「うちも来月から通わせることにしたんだ」

と言われました。

さらに、週末に家族で動物園へ行く予定だと話した翌週には、「うちも行ってきたよ。子どもがすごく喜んでた」と言われたのです。

どれも、それだけなら珍しいことではありません。ただ、重なったのは私が話したことばかりでした。

それから私は、少しずつ自分の予定を話さなくなりました。

「週末、どこか行くの?」

と聞かれても、

「まだちゃんとは決めてなくて」

と曖昧に答えるようになりました。

嫌いになったわけではありません。ただ、また同じことになったら嫌だな、と考えてしまったのです。

「参考にしたくて」と言われた

そんなある日の夕方、園の廊下で話していると、その方が私のバッグを見ながら言いました。

「ねえ、次にバッグ買うなら、どんなのにするか教えて。参考にしたくて」

思わず返事に詰まりました。

すると私の表情に気づいたのか、その方は少し慌てたように続けました。

「私、本当に選ぶのが苦手なの。お店に行っても迷ってばっかりで。あなたが使ってるものって使いやすそうだから、つい参考にしちゃって」

そこで初めて、これまでのことも同じ感覚だったのかもしれないと思いました。

もちろん、何でも重ねられるのは少し落ち着きません。それでも、私が想像していたような悪意があるわけではなさそうでした。

その日は「まだ次は決めてないよ」と答えて、そこで話は終わりました。

一緒に選んでみて、少し分かったこと

数日後、またバッグの話になりました。

ちょうど私も買い替えを考えていたので、「今度、時間が合ったら一緒に見てみる?」と声をかけました。

休日に店へ行ってみると、その方は本当に迷っていました。

「こっちもいいけど、こっちも使いやすそうだよね。どうしよう」

二つのバッグを何度も持ち替えています。

私は笑って、「最後は自分で決めないと、私も分からないよ」と言いました。

しばらく悩んだ末、その方が選んだのは、私とはまったく違う形のバッグでした。

その姿を見て、ようやく「決めるのが苦手」という言葉が腑に落ちました。

それからは、聞かれたことまで隠すのはやめました。もちろん、何でも話すわけではありません。

ただ以前のように、「これを言ったらまた同じにされるかも」と先回りして考えることは減りました。

少し距離を置く前に、一度聞いてみてもよかったのかもしれない。今では、そんなふうに思っています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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