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「仲良くなりたいだけだよ」知り合って数日の同僚から質問攻め。だが、私が伝えた本音とは

  • 2026.8.30

知り合って数日で、その人は何でも聞いてきました

職場に、少し距離の近い人がいました。よく笑い、誰に対しても感じよく話しかける人です。

ただ、知り合ってまだ数日というころから、私のことを細かく聞いてくるようになりました。

「通勤はバスなの、休日は誰と過ごしてるの」

休憩時間になると、よく私の隣に座ります。私が本を開いていても、そのまま話しかけてきました。

無視するのも気が引けて、私は「バスです」「家にいることが多いです」と、当たりさわりのない範囲で答えていました。

ところが一つ答えると、また次の質問が来ます。どこに住んでいるのか、休みの日は何をするのか、誰と出かけるのか。

気づけば、本のページはいつも同じところで止まっていました。

ある日、近くにいた同僚が会話を聞いていて、笑いながら言いました。

「ちょっと聞きすぎじゃない?」

私は内心、少しほっとしました。けれど、その人は驚いた様子もなく答えました。

「仲良くなりたいだけだよ」

その言葉を聞いて、本当に悪気はないのだと思いました。だからこそ、「あまり聞かないでください」と強く言うのも気が引けました。

それでも、毎日のように質問されるうちに、休憩時間まで身構えるようになっていました。

隣に座ったその人に、自分のペースを伝えました

ある日の休憩時間、その人がまた私の隣に座りました。

いつものように質問される前に、私は本を閉じて言いました。

「私、人と仲良くなるまで少し時間がかかるんです」

その人は、少し意外そうな顔をしました。

私は続けて、「だから、答えにくいことがあっても、嫌っているわけじゃないんです」と伝えました。

責めたいわけではありません。ただ、私にも私なりの距離の取り方があることを知ってもらいたかったのです。

その人は少し黙ったあと、「そうなんだ。じゃあ、待つね」と言いました。

それからも休憩時間には隣に来ましたが、質問は少しずつ減っていきました。代わりに、その人自身の話をしてくれるようになりました。

私はそれを聞きながら、自然に相づちを打てるようになりました。以前よりも、その時間を気楽に感じるようになっていました。

半年ほど経った今では、休日のことも自分から話すことがあります。最初から無理に答え続けるのではなく、自分のペースを伝えてよかったのだと思います。

あの日、「待つね」と言ってもらえたことで、かえって私は少しずつその人に心を開けるようになりました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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