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一生に一度のウェディングだからこそ、“ありのままの私”で残したい。香川沙耶さんが選んだ「あえて何もしない」花嫁準備

  • 2026.9.4
ご本人提供

結婚式という特別な一日。最高の笑顔と自信で迎えるためには、ドレスに負けない「土台(ボディ)」作りが欠かせない。ウィメンズヘルスが送る連載「花嫁のボディメイク」では、先輩花嫁たちが実践した、心と体を整えるメソッドを徹底リサーチ!今回登場するのは、圧倒的な10頭身のプロポーションとヘルシーな美しさを持つ、モデル・香川沙耶さん(31)。2026年2月に入籍し、5月には大自然を舞台にウェディングフォトを撮影。馬とともに撮影した幻想的な一枚や、ヴィンテージ感のあるマリアベールをまとった写真は、SNSでも大きな反響を集めた。

そんな沙耶さんがウェディングに向けて選んだのは、意外にも「あえて特別なことをしない」という方法。

とはいえ、「何もしない」と言っても、本当に何もしていないわけではない。月最大8回のパーソナルトレーニング、朝晩30分ずつの愛犬との散歩、そしてお米や肉もしっかり食べる食生活。それらはすでに、“ウェディングのために頑張ること”ではなく、沙耶さんの日常そのものになっていた。「今の自分の体が一番好き」という彼女の、“食べて、動いて、育てる”花嫁ボディメイクを聞いた。

月8回のウェイトトレーニング。40kgスクワットでヒップを育てる

沙耶さんのメリハリボディを作るベースにあるのが、長年続けているという月最大8回、週2回ほどのパーソナルトレーニング。

「パーソナルジムは『habit(ハビット)Personal Gym』に週2回通っています。トレーニングは『BEST BODY』大会に挑戦したことをきっかけに始めて、20代の頃からの習慣なんです。1回のトレーニングは約1時間。上半身の日と下半身の日に分けて、交互に鍛えるのが基本のルーティン」

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「ピラティスにも一時期通っていたんですけど、ゆったりした動きが性格的に合わなくて。私は完全にウェイトトレーニング派。スクワットもするし、デッドリフトもします。重さは日によって変えているけど、スクワットでは40kgぐらいを持ち上げているかな」

特に意識して鍛えているのが、今では自身の好きなパーツのひとつになった「お尻」。

「昔は本当にお尻のボリュームがなかったんですよ。自分の武器はずっと“脚が細くて長い”ことだと思っていたんですけど、最近はお尻や胸を褒めてもらうことが増えて。『いつから私、お尻担当になったんだろう』って(笑)」

現在の丸みのあるヒップラインには、トレーニングの影響も大きいと感じているそう。

「お尻はトレーニングの効果が一番大きいと思います。ただ体重が増えただけだったら垂れるだけなので。スクワットもしていますし、デッドリフトもやっています」

デッドリフトなどを取り入れながら、背中から腰、ヒップまで、後ろ姿のラインも意識して鍛える。削るのではなく、今あるボリュームを筋肉で“いい形”にする。それが今の沙耶さんのボディメイク術だ。

短期エステより、日々の筋トレ。「体そのものを整える方が好き」

ウェディング直前になると、ブライダルエステなどに通い始める花嫁も多い。

「肌のコンディションを整えるために、知人が手がけるフェイシャルサロン『beauty Y』に通っていて、撮影前もピーリングなどをお願いしました。ボディに関してはエステには一切通わず、普段通りの運動だけ」

「私は完全に運動派なんです。エステはその瞬間すごくきれいになると思うけど、根本的なボディメイクなら運動の方が好き」

撮影直前だけ何かを足すのではなく、普段からトレーニングを続ける。そして、効率を重視する沙耶さんが強くすすめるのが、パーソナルトレーニング。

「時間がない人こそパーソナルがいいと思います。1時間でも、教えてくれる人がいたら気を緩めずに頑張れるし、自分で何をするか考えなくていいんですよね。

トレーナーが、その日の体調に合わせて重量やメニューも調整してくれるので、私はもう、目の前に用意された重りを持ち上げるだけ(笑)。海外旅行もパスポートさえ持って行けば、あとは現地でなんとかなるものですよね。それと一緒。とりあえず自分がその場に行けばなんとかなる!っていう気楽さが続けられる秘訣かも」

毎日1時間の愛犬散歩。頑張らなくても、有酸素運動が日常に

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パーソナルトレーニング以外にも、毎日欠かさない運動がある。それは愛犬との散歩。朝に約30分、夜にも約30分。合わせると、毎日約1時間は歩いて有酸素運動の時間を確保している。

「私にとっては習慣なので、“運動している”という感覚があんまりなくて。でも考えてみたら、それ(犬の散歩)も有酸素運動ですね。『特別なことは何もしていない』と言えるくらい、自然と習慣になっているのかもしれません」

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ご本人提供  ロットワイラーのエイプリルと、柴犬のナラ。2匹との散歩が沙耶さんにとってのいつもの有酸素運動!

お米もフライドポテトも大好き!筋肉を育てるためにも、しっかり食べる

沙耶さんのボディメイクには、ストイックな食事制限もない。むしろ本人いわく「結構食べる」そう。

「身長が170cmあるので、ガソリンは必要なんですよ(笑)。お菓子をつまむより、ご飯をしっかり食べます。お米が本当に大好きなんです!」

朝は、ご飯、焼き魚、味噌汁といった和食が定番。

自宅では、ゆでた豚肉と千切りキャベツにごまだれをかけた豚しゃぶや、鶏肉、ハンバーグなど、シンプルな自炊が多い。調味料も塩、こしょう、オリーブオイルが中心。アボカドはほぼ毎日のように食べているという。

「アボカドはほぼ1日1個食べるくらい大好き!手早く済ませたい日には、オクラ、キムチ、豆腐、卵、豚しゃぶなどを混ぜた“ネバネバ丼”もお気に入りです。結構食べるんですよね。少ないとかはないです」

一方で、大好きなフライドポテトも我慢しない!

「大のお気に入りは、Cafe La Bohemeのアンチョビポテト♡ポテトは我慢できないので(笑)。食べたいものを食べたら、動くしかない。私はずっと“食べたら動く”を繰り返しています」

そして、しっかり食べることが、今のメリハリボディにもつながっている。

「しっかりご飯を食べないと、筋肉の材料になるものがないですよね。だから、食べるものは全部、自分の体を作るために大切な要素なんだと思います」

約10kgの体型変化を経て。「前の体に戻らなくても、今が一番居心地いい」

こうした“食べて、動いて、育てる”スタイルの先にあるのが、沙耶さん自身が今「一番好き」と話す体。

その体との付き合い方が大きく変わるきっかけのひとつになったのが、約8年間服用していた低用量ピルをやめたことだったそう。

自身のInstagramでも、「ピルを飲んでいる自分」しか分からないことに不安を感じ、服用していない状態の自分の体とも向き合いたいと思ったことがきっかけだったと明かしている。服用をやめたあと、一時は体重が約10kg増えたそう。長年、“痩せていてかっこいいモデルの自分”を見られてきただけに、最初からその変化を受け入れられたわけではなかった。

「最初はすっごいモヤモヤしました。『めっちゃ体型変わるじゃん』って。自撮りも嫌だったし、写真を撮っても今までと違う感じがして。やっぱり自分の変化って、自分自身が一番よく分かるものですよね」

けれど、体と向き合ううちに、それまで自分にはなかったヒップやバストの丸みも、新しい魅力だと思えるようになった。

今、一番好きなパーツを聞くと、答えは「お尻」。

「このパンツ入らないねって残念そうに言いながら、内心ちょっと嬉しい、みたいなのにハマってます(笑)」

体重はピーク時から自然と落ち着いたものの、以前の細さまで戻そうとは思わない。

「前と同じ体重に戻ったかというと戻ってなくて。でも今がめっちゃ居心地いいんです」

今ある丸みを削るのではなく、しっかり食べて、トレーニングで形を整える。体の変化を経たからこそたどり着いた、今の沙耶さんにとっての“一番好きな、愛する体”だ。

「入らないドレスはなし」。今の体に似合うものを選んだ

今の体が心地いいと思えるようになったことは、ウェディングドレス選びにも表れていた。

「『いいな』と思うものは何着かあったんですが、入らないものはなし。入るもので行こうっていう感じでした」

選んだのは、“このドレスを着るために痩せなければいけない”一着じゃなくて、「30代の今、無理なく運動して、しっかりご飯を食べている“今の自分”に一番似合うもの」。

一生に一度だからこそ、“今のありのままの自分”を残したかった

2026年5月、ウェディングフォトは国内の自然の中で撮影。

動物好きの沙耶さんらしく馬とともに撮影したカットと、ヴィンテージ感のあるマリアベールを使った神秘的なカット。異なる2つの世界観を、自らディレクションした。

「海で撮るウェディングフォトはよく見るけど、山はあまり見たことがないなと思って。誰とも被りたくなかったんです」

15年以上、モデルとしてさまざまな姿を写真に残してきた沙耶さん。だからこそ、ウェディングで残したかったのは、“一番痩せていた頃の自分”ではなく、30代を迎えた“今のありのままの自分”だった。

「これまで、かっこいい自分はいっぱい見せてきたと思うんです。だから今は、大人になって次のステージに行った自分の変化も、いい風に捉えられたら。その姿を見せられたらなって」

「とはいえ、大切な日だから、全く何もしないのも少し違う気がして。最低限の準備として、前日にパックをしたり、むくみ対策でラーメンを我慢したりはしましたよ(笑)。それでも、適度に運動をして、好きなものも我慢しすぎずに食べて、ストレスのない健やかな状態でいる。その時の自分にとって心地よくて、「今の自分が一番好き」と思える状態で迎えられたらいいなと思っていました」

沙耶さんが選んだ「あえて特別なことをしない」花嫁ボディメイクは、何もしないことではない。食べて、動いて、自分の体を育てる。そんな日々の積み重ねがあるからこそできた、今の自分をそのまま愛するためのボディメイク術だった


香川沙耶(Kagawa Saya)

1994年12月27日生まれ、東京都出身。日本人の父と、スペイン系フィリピン人の母を持ち、幼少期をフィリピンで過ごす。モデルとして雑誌やファッションショーを中心に活躍し、“10頭身モデル”として注目を集める。2015年「BEST BODY JAPAN」、2017年「BEST BODY INTERNATIONAL」でグランプリを受賞。2024年には自身のルーツであるフィリピンで撮影した写真集『SUERTE』を発売。2026年2月に結婚を発表。

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