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「いろいろ教えてくれるけど、正直ちょっと面倒で」休憩室の前で聞こえた後輩の本音。だが、後輩に声をかけた結果

  • 2026.8.25

教えるたびに「様」を付けて呼ばれた

上司が新しくパートの人を採用し、私が仕事を教えることになりました。

彼女はとても丁寧な人で、手順をひとつ説明するたびに「ありがとうございます」と頭を下げます。

私の名字にも必ず「様」を付けていました。

「本当に助かります。ありがとうございます」

感じが悪いわけではありません。ただ、何度も繰り返されるうちに、少しかしこまりすぎているようにも感じるようになりました。

そんなある日、同僚から何気なく言われました。

「あの人、休憩中はけっこう違う感じですよ」

仕事について「面倒だ」とこぼしていることがあるというのです。

意外ではありましたが、私はその話だけで彼女を見る目を変えたくありませんでした。誰でも仕事の愚痴くらい言うことはありますし、聞いた話だけで決めつけるのも違うと思ったからです。

休憩室の前で、聞き覚えのある声がした

数日後、資料を取りに行く途中で休憩室の前を通りかかったときでした。中から彼女の声が聞こえてきました。

立ち聞きをするつもりはありませんでしたが、自分が教えている仕事の話だったため、思わず足が止まりました。

「細かいことまで、そんなに覚えなくてもいいと思うんですよね」

「毎回いろいろ教えてくれるけど、正直ちょっと面倒で」

私の前で見せていた様子との違いに驚きました。

そのまま聞き続けるのも嫌だったので、私は休憩室の入口から声をかけました。

「そうなんだねぇ、黙って聞いていて悪かったね」

彼女は振り返ったまま固まりました。

「いや、その……そういう意味じゃなくて」

私は責めるつもりはないことを伝えたうえで、「覚える必要がないと思うところがあるなら、教え方も含めて一度上司と相談しましょう」とだけ話しました。

その日のうちに私から上司へ事情を伝え、上司も本人と話をしたそうです。

ところが翌日、彼女は出勤してきませんでした。その後も連絡がない状態が続き、しばらくして上司から退職扱いになったと聞きました。

丁寧な言葉を使うことと、相手を信頼して仕事をすることは、少し違うのかもしれません。

あの日以来、私は言葉遣いだけではなく、仕事への向き合い方を見るようになりました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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