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「私、先に待ってたんですけど」レジ直前で順番を主張する客。だが、思わぬ言い分に絶句

  • 2026.8.13
「私、先に待ってたんですけど」レジ直前で順番を主張する客。だが、思わぬ言い分に絶句

会計を始めようとした、そのとき

夕方、近所の百円ショップへ買い物に行ったときのことです。

店内は仕事帰りや学校帰りのお客さんで混み合い、レジには数人の列ができていました。

私も最後尾に並び、少しずつ進む列に合わせて順番を待っていました。

やがて私の番になり、カゴをレジ台へ置こうとした、そのときです。

「すみません。私、先に待ってたんですけど」

横から女性の声がしました。

見ると、50代くらいの女性が商品をいくつか持ち、こちらを見ています。

私は一瞬、聞き間違えたのかと思いました。というのも、その女性は少し前までレジ横の棚で商品を見ていて、少なくとも私が並んでいる間、列の中にはいなかったからです。

「えっと…私はここに並んでいたんですが」

そう答えると、女性は少し不満そうな顔をしました。

「私もさっきから、この辺で待ってたのよ」

どうやら女性は、レジの近くにいたことを「順番を待っていた」と考えているようでした。

店員が静かに示した順番

列の後ろにはほかのお客さんも待っています。ここで言い争いになるのも嫌でしたが、だからといって順番を譲るのも違う気がして、私は返事に困ってしまいました。

するとレジの店員さんが、落ち着いた声で女性に話しかけました。

「恐れ入りますが、レジをご利用のお客様はこちらの列にお並びいただいております」

そして床に沿ってできている列を示しました。

「こちらのお客様が次の順番ですので、後ろからお並びいただけますでしょうか」

誰がどこにいたのかを決めつけるのではなく、あくまで今できている列の順番に沿った案内でした。

女性はすぐには動かず、「でも、ずっと近くにいたのよ」と小さくこぼしました。

店員さんは言い返すこともなく、「申し訳ありません。皆さまこちらから順番にお願いしております」と、もう一度同じ説明をしました。

しばらくすると女性は何も言わず、商品を持ったまま列の最後尾へ歩いていきました。

店員さんは私に向き直り、「お待たせしました」と会計を始めてくれました。

ほんの数分の出来事でしたが、私は少し疲れてしまいました。レジの近くで待っているつもりでも、列に並んでいる人からすれば順番は分かりません。

誰かと言い争うのではなく、「ここから並ぶ」という決まりを静かに案内してくれた店員さんのおかげで、それ以上もめずに済んだことにほっとしました。

お店が混雑しているときほど、ほんの少しの認識の違いがトラブルになるものなのだと感じた出来事です。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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