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「3000円、返してよ」洗濯後に縮んだ服を持ち込んだ客。だが、店長が洗い方を確認すると、返金できない理由が判明

  • 2026.8.13
「3000円、返してよ」洗濯後に縮んだ服を持ち込んだ客。だが、店長が洗い方を確認すると、返金できない理由が判明

洗濯したら縮んだ、と怒る客

アパレルショップで働いていた頃のことです。平日の午後、レジに一人の女性客がやってきました。

手には、少しくたびれたカットソーを持っています。

「これ、ここで買ったんだけど。洗ったらこんなに縮んだのよ」

女性はそう言うと、カットソーをカウンターの上に広げました。

購入したのは1か月ほど前で、値段は3000円ほどだったそうです。

「一回洗っただけなのよ。こんなの着られないじゃない。返金してちょうだい」

私はまず商品の状態と洗濯表示を確認しようとしました。

すると女性は、少し苛立った様子で言いました。

「私の洗い方が悪いって言いたいの?」

「いえ、状況を確認してからご案内いたしますので、お洗濯されたときの方法を教えていただけますか」

そう尋ねると、女性はしばらく黙ったあと、

「普通に洗濯機で洗って、そのあと乾燥機に入れただけよ」

と答えました。

私は洗濯表示を見ると、この商品には乾燥を避けるよう記載されていました。

ただ、自分だけで返金の可否を判断することはできません。女性も「3000円もしたのよ」と納得していない様子だったため、私は店長を呼ぶことにしました。

店長が確認した洗濯表示

店長は商品の状態を確認すると、女性にも改めて洗濯方法を尋ねました。

「乾燥機をご使用になった、ということでよろしいでしょうか」

「そうよ。それくらい普通でしょ」

店長は洗濯表示のタグを女性に見えるように示しました。

「こちらの商品は、乾燥機の使用を避けていただく表示になっております。今回については、表示と異なるお取り扱いによる縮みの可能性が高いため、申し訳ございませんが返金はお受けできません」

女性はタグをのぞき込みました。

「そんな小さい表示、いちいち見ないわよ」

「分かりづらい点は申し訳ございません。ただ、素材によってお手入れ方法が異なるため、ご購入後は表示に沿ってお洗濯いただくようお願いしております」

店長は声を荒らげることなく、淡々と説明しました。

女性はしばらく「でも一回しか洗ってないのに」と不満そうにしていましたが、店長がもう一度同じ内容を説明すると、それ以上強く言うことはありませんでした。

「……じゃあ、もういいわ」

そう言ってカットソーを袋に戻し、店を出ていきました。

対応が終わったあと、店長からは、

「こういうときは、すぐに原因を決めつけず、まず使い方や洗い方を確認すれば大丈夫ですよ」

と言われました。

たしかに、商品に問題があるのか、お手入れ方法によるものなのかは、話を聞かなければ分かりません。

それ以来、返品や交換の相談を受けたときほど、最初からどちらかに原因があると決めつけず、順番に状況を確認するよう心がけています。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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