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「BBQをするから、4台停めてるんですよ!」道を塞いだ住人。後日、管理会社に電話をかけた結果

  • 2026.7.26
「BBQをするから、4台停めてるんですよ!」道を塞いだ住人。後日、管理会社に電話をかけた結果

曲がった先が埋まっていた

勤め先から車で帰り、いつもの角を曲がってブレーキを踏みました。そのまま動けません。

アパートの前に2台、その先の一方通行の道に2台。4台が縦に並んで、隙間はどこにもありません。

敷地のはしから白い煙が上がり、肉の焼けるにおいがします。

隣を借りているのは自宅で仕事をしている方で、お客さんが集まっているようでした。

窓を下げ、手前にいた男性に声をかけます。

「すみません、この先が家なんです。動かしていただけますか」

トングを持ったまま、その人はこちらを見ました。

「BBQをするから、4台停めてるんですよ!仕方ないですよ!」

それだけ言って、テーブルへ戻っていきます。

バックで戻るしかなかった

一方通行なので前には進めません。出口は後ろだけでした。

ミラーだけを頼りに、角まで三十メートルほど下がります。

後ろから来たトラックも止まりました。宅配の方です。

「この先、抜けられますか」

「今日は無理です。私も戻っているところで」

二台そろって後ろ向きに出ました。車は月極の空きに置かせてもらい、鍵を開けたのは四十分あとでした。

初めて管理会社に電話をかけた

翌朝、契約書の裏の番号にかけました。七年住んで、初めての電話です。

「アパートの前と、一方通行の道に4台停まっていて、通れませんでした」

「道にですか。消防も入れない形ですね。すぐうかがいます」

昼過ぎに来た担当の方は、駐車場の図面を持ってきました。

来客用に使えるのは2台分だけで、道路はどこにも入っていません。その日のうちに両方の玄関を回ってくれました。

夕方、隣の方がチャイムを鳴らしました。

「ご迷惑をおかけしました」

そこで言葉が切れました。図面を持つ手が下がります。

「中にいたので、道まで出ているとは思っていなくて」

「バックで角まで戻りました。宅配の方も一緒に」

「……そこまでとは、知りませんでした」

視線が足元に落ちて、それきり続きませんでした。

次の土曜も、煙は上がりました。ただ、道には一台も出ていません。

隣の方が門の前に立ち、来た車を区画へ誘導しています。目が合うと、頭を下げました。

「通れますよ」

その言葉のとおり、前を向いたまま家の前まで帰りました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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