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転勤後、電話にも出なくなった息子。事故? 病気? それとも、、、頭を抱える私、夫の一言にハッ

  • 2026.5.3

皆さんは、大切な人と急に連絡が取れなくなった経験はありますか。不安で胸が締めつけられ、余計に想像が膨らんでしまうこともありますよね。今回は、筆者の友人S子が体験した、家族の絆の深さを感じたエピソードをご紹介します。

画像: 転勤後、電話にも出なくなった息子。事故? 病気? それとも、、、頭を抱える私、夫の一言にハッ

離れて暮らすことになった次男

S子は60代で、3人の子どもを育て上げ、現在は夫と二人で穏やかな生活を送っている主婦。次男は30代で大手広告代理店に勤めており、これまでは実家から車で30分ほどの場所に一人暮らしをしていました。長女と長男は県外で暮らしているため、頻繁に実家へ顔を出し、一緒に食事をすることも多く、S子にとって次男は身近な存在でした。ところが、ある日、本社への転勤が決まり、次男も県外へ引っ越すことに。

途絶えた連絡に募る不安

引っ越し後しばらくは、「今日はこんなことがあったよ」と近況を連絡してくれましたが、ある時期を境に、ぱたりと連絡が途絶えました。メッセージを送っても既読はつくものの返信がなく、電話にも出ません。S子は「何かあったのでは」と心配でたまらなくなり、何度も連絡を試みましたが状況は変わらず、不安だけが膨らんでいきます。

家族の絆を強く感じられた瞬間

そんなS子の様子を見ていた夫が「美味いものでも作って、会いに行こう。俺も昔、いっぱいいっぱいになった時期があったから、きっと同じような状況なんじゃないか」と静かに口を開きました。普段あまり多くを語らない夫の言葉には、不思議な説得力がありました。S子はその提案に背中を押され、手料理を持って次男のもとへ向かうことにしたのです。

久しぶりに会った次男は疲れ切った様子で、部屋も荒れていました。仕事の忙しさと環境の変化に追いつめられ、誰にも頼れずにいたようでした。S子が持ってきた食事を前に、次男はほっとしたように少しずつ言葉をこぼし始め、その姿を見て、夫の言葉が的を射ていたことに気づきます。

言葉がなくても、家族だからこそ感じ取れるものがあります。離れていてもつながっている。相手を思う気持ちと、ほんの少しの行動が、大きな支えになることもあるのです。家族の絆とは、こうした積み重ねで深まっていくものなのだと感じたエピソードでした。

【体験者:60代・女性主婦、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Miwa.S
事務員としてのキャリアを積みながら、ライター活動をスタート。持ち前の聞き上手を活かし、職場の同僚や友人などから、嫁姑・ママ友トラブルなどのリアルなエピソードを多数収集し、その声を中心にコラムを執筆。 新たなスキルを身につけ、読者に共感と気づきを届けたいという思いで、日々精力的に情報を発信している。栄養士の資格を活かして、食に関する記事を執筆することも。

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