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「勝手に入って、おやつを食べてたの」他所の家に勝手に入る子供→放置する親に一線を引いた結果

  • 2026.7.24
「勝手に入って、おやつを食べてたの」他所の家に勝手に入る子供→放置する親に一線を引いた結果

玄関に増えていた小さな靴

同じ住宅地に、小学一年生の女の子が住んでいます。

うちの娘は年長で、公園でよく一緒になっていました。

ある夕方、その子が娘の手を引いたまま言いました。

「おうち、入りたい」

断る理由もなくて、その日は家に上げました。

三人でクッキーを分けて、娘は嬉しそうにしていました。

翌日から、それが当たり前になったのです。

買い物から戻ると、玄関に小さな靴が並んでいました。

鍵をかけずに出た十分の間です。リビングでは、その子がおやつ箱を抱えて動画を見ていました。

「これ、開けていい?」

袋はもう開いています。娘に取っておいたゼリーでした。

その場で母親に電話をしました。

歩いて一分の家にいるはずです。

「うちに来ていますよ」

「あー、ありがとうございます」

迎えには来ませんでした。休みの日は朝からインターホンが鳴り、ドアを開けると同時に体を滑り込ませてきます。

夫が言いました。

「あの子が悪いんじゃないよな」

良い悪いを教えるはずの人が、家から一歩も出てこないだけです。

どの家でも同じことが起きていた

知らない番号から電話が来たのは、その週の終わりでした。

同じ小学校のお母さんです。

「勝手に入って、おやつを食べてたの」

声が震えていました。留守だと思って帰宅したら、その子が居間で寝転がっていたのだそうです。

「お宅にも行っていますか」

「毎日来ています」

翌日、公園でほかのお母さんにも聞きました。

手が挙がったのは一人ではありません。

「うちも三回あります」

「子どもに罪はないから、黙ってました」

誰もあの子を責めませんでした。責める相手が違うと、全員が分かっていたからです。

その日から、家にいるときも鍵をかけました。

土曜の朝、インターホンが鳴りました。押し入ろうとしたその子に、しゃがんで目を合わせて伝えます。

「今日はうちで遊べないの。お母さんと一緒なら、また今度ね」

その子は口を尖らせて帰っていきました。

三十分後、初めてその母親が玄関に立ちました。

一度も見たことのない顔です。

「あの、うちの子がご迷惑を」

「はい。何度もありました」

言葉を足さずにいると、その人の視線が下がりました。

言いかけて、飲み込んで、また言い直します。

「知らなくて…いえ、知ってはいたんですけど」

「ほかのお宅からも、同じお話を聞いています」

顔から血の気が引いていきました。

「はっきりして、よかったです」

その週末、その人が一軒ずつ頭を下げて回る姿を見かけました。

今は公園に、その子と母親が二人で来ています。目が合うと、先に会釈をするのは向こうです。娘とその子は、ブランコを並べて漕いでいました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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