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日本代表、2026年W杯で「自らの価値」を証明した5名

  • 2026.7.1

4試合を戦い、1勝2分1敗という結果に終わった2026年ワールドカップのサッカー日本代表。

最後のブラジル戦では結果的に力の差を見せつけられることとなったが、森保一監督のチームとして力を出し切った大会ではあった。

そんな今大会において、ピッチ上で自らの価値を特に示した5名の選手を紹介する。

鈴木彩艶

4試合、計360分出場

日本サッカー史上最強GKの鈴木彩艶にとって、初めて経験したワールドカップは自身のキャリアを大きく左右するものになるかもしれない。

誰もが想像していた通り、全4試合にフル出場。初戦のオランダ戦、開始直後に迎えた決定機を防いで日本に流れをもたらすと、その後も数々の好セーブでチームを救い続けた。

画像1: (C)Getty Images

強豪国の守護神たちと比べても何ら見劣らない姿を見せた23歳。今夏どこのクラブがこの大器を手中に収めるのか、そしてここからの4年間でどこまで成長するか、楽しみは尽きない。

伊藤洋輝

4試合、計360分出場

前回ワールドカップでは同サイドの三笘薫との連携などで厳しい声が浴びせられた伊藤洋輝。この27歳こそ、あの時の悔しさを胸に最も大きな成長を遂げた選手の一人だ。

現所属のバイエルンでは負傷離脱の期間が長かったものの、ピッチに戻ればトレーニングなどで対峙するのは、イングランド代表FWハリー・ケインにフランス代表FWマイケル・オリーセ。

チーム自体もヴァンサン・コンパニ監督のもとでCL優勝が狙えるほど充実しており、その“日常”を考えれば、FPで唯一4試合にフル出場した今大会での出来は必然だったと言える。

佐野海舟

3試合、計270分出場

前回大会で主力だった守田英正が選外となり、遠藤航も大会直前に負傷離脱した日本代表。そうした状況の中でも、不思議と安心感があったのは佐野海舟の存在が故だろう。

初のワールドカップで3試合にフル出場。中盤で攻守に的確なサポートを行っただけでなく、ブラジル戦ではパスカットから自ら持ち上がり先制点まで決めてみせた。

画像2: (C)Getty Images

Jリーグ時代から破格だったボール回収力に加え、ドイツで攻撃面でも違いを見せられる選手になった佐野。25歳で迎える今夏、強豪クラブへの移籍が期待される。

中村敬斗

4試合、計309分出場

三笘薫の欠場もあり、左のウィングバックとして全4試合に先発した中村敬斗。今大会で見せたパフォーマンスは今夏、より良い条件でステップアップするうえで大いに役立つはずだ。

オランダ戦で得意のエリアから右足を振り貴重な同点弾を決めると、チュニジア戦でも開始早々に鎌田大地の先制点をアシスト。守備でも相手の強力なウィンガーらと対峙しながら奮闘した。

疲れもあってか大会が進むにつれて徐々に精彩を欠いたものの、出せるものはすべて出し尽くした今大会。来季こそはハイレベルなリーグでこの25歳のプレーが見られるはずだ。

前田大然

3試合、計246分出場

最後は28歳の前田大然。南野拓実、三笘、遠藤、大会が始まってからも久保建英と中心選手が次々と抜けるスクランブル状態の中で、競争力を維持できたのはこの韋駄天FWの功績が大きい。

異次元のスプリント能力で相手を追いかけまわすだけでなく、気の利いたランニングで中村ら周囲のの選手にスペースを作り出し、スウェーデン戦では堂安律のスルーパスから自らゴールも奪った。

画像3: (C)Getty Images

大げさではなく、ピッチ上で2、3人分の働きを見せた前田。プレー精度などで前回大会からの成長を示すとともに、「走り」の重要性をワールドカップの舞台で改めて証明してみせた。

筆者:奥崎覚(編集部)

試合だけでなくユニフォーム、スパイク、スタジアム、ファン・サポーター、カルチャー、ビジネス、テクノロジーなどなど、サッカーの様々な面白さを発信します。現場好き。週末フットボーラー。

画像提供:Getty Images

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