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W杯躍進カーボベルデ、ユニフォームの新旧サプライヤー間でトラブル発生?「販売停止騒動」に発展

  • 2026.7.1

ワールドカップ2026で初出場ながら決勝トーナメント進出を決めたカーボベルデ代表。

再三見せる好セーブやSNSのフォロワー激増など、40歳守護神ヴォジーニャの存在も注目されるダークホースだが、その裏で新旧ユニホームサプライヤー間にトラブルが発生しているようだ。

アメリカのスポーツメディア『Sportico』は6月24日、現在のサプライヤー「Capelli」と、2025年までの前サプライヤー「Tempo」の間で、ユニフォーム販売に関する問題が生じていると報じた。

同メディアによれば、カーボベルデサッカー連盟(FCF)との契約が満了したTempoが、現在もカーボベルデ公式ユニフォームの販売を続けており、それに対しCapelli側が販売停止を求める書簡を送付したという。

画像: 左:Capelli製2026W杯モデル 右:Tempo製2024モデル
左:Capelli製2026W杯モデル 右:Tempo製2024モデル

Tempoはオーストリアのスポーツブランド。2026W杯アフリカ予選などでカーボベルデのサプライヤーを務めていたが、契約は2025年で満了となった。

W杯本大会に向けてadidasなど大手メーカーとの契約も噂されていたが、FCFは今年3月にアメリカのスポーツブランドCapelliとのパートナーシップ締結を発表している。

今回の問題は、FCFとの契約を終えたTempoが、カーボベルデのユニフォームを現在も自社のオンラインストアで「直販」していることにある。

画像: 2026年7月1日時点で絶賛販売中
2026年7月1日時点で絶賛販売中

しかも以前の定価の3割引きで「予約販売」を実施。つまりこれはアイテムの“再生産”を意味するものであり、契約切れの状況下では考えられないケースだ。Capelli側はこの点を大きく問題視したとみられる。

残った在庫の販売については多少の消化期間を認められる可能性もあるが、契約が切れたチームのユニフォームを再生産しての予約販売は異例。

公式ユニフォームの製造・販売は現行サプライヤーに独占権があると言っても過言ではなく、Tempoの行為をCapelli側が権利侵害と受け止めるのも無理はない。

今大会で予想外の躍進を見せるカーボベルデは、日本時間7月4日早朝に決勝トーナメント1回戦で前回王者アルゼンチンと対戦する。

ある意味で躍進が問題を引き起こしたとも言える今回の件は、W杯の商業的価値を改めて実感する出来事となった。

筆者:立野敦史(Qoly LFB Vintage)

Qoly × LFB Vintageでユニフォームなどを販売する傍らQolyでユニ記事を執筆。ヘヴィメタルから歌謡曲までジャンルレスな音楽好き。世界一美しいと思うエンブレムはサンマリノ代表の旧デザイン。

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