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オランダ代表FW、W杯決勝Tで先制弾も涙…遠藤航の同僚を襲った大会中の悲劇とは

  • 2026.7.1

悲しみを抱えながらもピッチに立ち続けたエースが見せた涙は、多くのサッカーファンの胸を打った。

北中米ワールドカップ決勝トーナメント1回戦、オランダ代表は現地時間29日にモロッコ代表と対戦した。

試合は後半27分、リヴァプールで日本代表MF遠藤航と同僚のFWコーディ・ガクポがこぼれ球を押し込んで待望の先制点を奪取。しかし、歓喜の瞬間、ガクポはその場にひざまずき、顔を覆って涙を流した。

駆け寄ったチームメートたちは抱き締め、頭にキスをするなどして支え、主将フィルジル・ファン・ダイクらも温かく寄り添った。ガクポは天を指さし、何か思いを届けるようなしぐさも見せた。

この涙の背景には、あまりにもつらい出来事があった。大会期間中、ガクポとパートナーのノア・ファン・デル・ベイさんは、第2子として誕生を待っていた男の子を流産したことを公表。

ファン・デル・ベイさんは「エリヤ・ラファエル・ガクポ。永遠に愛する私たちの息子」とSNSで悲痛な思いを綴り、家族はプライバシーへの配慮を求めていた。

それでもガクポは家族と話し合った末に代表へ残る決断を下し、ロナルド・クーマン監督やファン・ダイクも全面的なサポートを約束していた。

試合は終了間際にモロッコが追い付き、延長戦でも決着はつかずPK戦へ。最後はモロッコがPK戦を制してベスト16進出を決め、オランダの挑戦は終わった。

それでも、深い悲しみを抱えながらゴールを決め、感情をあふれさせたガクポの姿は、勝敗を超えて今大会の感動的なシーンとして語り継がれそうだ。

筆者:江島耕太郎
画像提供:Getty Images

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