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【有村架純】インタビュー「お芝居でも、“できなかったらどうしよう”と思いすぎると、うまくできなくなっちゃうことがあるんです」

  • 2026.6.23

InRed7月号のカバーに登場してくれた有村架純さん。俳優としてのキャリアを積み重ねた中でも「できなかったらどうしよう」と思いすぎてうまくできなくなっちゃうことがあるそう。そんなときの有村さん流打開策を教えてくれました。

PROFILE
ありむら・かすみ/1993年2月13日生まれ、兵庫県出身。主な出演作に、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」、大河ドラマ「どうする家康」、映画『花束みたいな恋をした』
『ブラック・ショーマン』など。現在、ドラマ「GIFT」に出演中。待機作に映画『さとこはいつも』(9 月18 日公開)がある。

何でもできる〝スーパー架純〟を イメージの中で先に走らせる

今でこそ、自分自身について静かに言葉を重ねる有村さんだが、振り返ってみると学生時代はどちらかといえば“周囲に委ねて生きていた”感覚があったという。

「昔は、“自分って何ですか?”と聞かれても、明るいとか暗いとか、そういった表面的な言葉でしか語れなかったんです。でも、こうしてお芝居をするようになって、“それだけじゃダメだ”と言われて」

転機になったのは、「自分をよく知りなさい」という言葉だった。

「弱点とか、苦手なこととか、本当は向き合わなくても生きていける。でも、お芝居ではごまかせない。そこから“自分ってなんだろう”と考える癖が自然とつきました。コンプレックスも、不安も、どんなに突き詰めて考えても完全には消えない。けれど、見て見ぬふりをすると、またどこかで大きくなる。最近、不安を持っていること自体は悪くないなと思うんです。でも、その不安に全部引っ張られちゃう瞬間もあって、お芝居でも、“できなかったらどうしよう”と思いすぎると、うまくできなくなっちゃうことがあるんです」

そんなとき、友人からもらった思いがけないアドバイスが、今も心に残っている。

「“先にスーパー架純を走らせればいいんだよ”って言われたんです(笑)。すべて理想通りにできる“スーパー架純”を先にイメージの中で走らせて、その後を今の自分がついていけばいいって。最初は半信半疑だったんですが、試してみると緊張も和らいだし、少しだけ気持ちが軽くなりました。“ちゃんとできている自分”を先に信じてあげる。理想の未来を想像しておくって、大事なこと」

Model=Kasumi Arimura
Photograph=Kazuki Nagayama
Styling=Makiko Iwata
Hair & Make-up=Izumi Niiyama
Interview & Text=Hazuki Nagamine

※InRed2026年7月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。

この記事を書いた人

長嶺葉月

ファッションや美容、ライフスタイルを切り口とした著名人へのインタビューで数々のファッション誌を中心に活躍。3度の飯と同じくらいネコが好き。

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