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ポルトガル語で"畑の魚"という名の揚げ物。「ペイシーニョス・ダ・オルタ」のレシピ

  • 2026.6.20
撮影=sono(mame)
いんげんを小魚に見立てて

旬の食材を生かして、これからの"新定番"を料理家とともに考える連載。今回、レシピをご提案いただいたのは、柴田奈津実さんです。

フードコーディネーターの助手の仕事を続けていた20代中ごろ、ポルトガル料理に出合ってその魅力に目覚めた柴田さん。2012年から毎年当地を訪れ、8年前には1年間滞在して郷土料理を学びました。

今回は、魚介を上手に扱うポルトガル料理のなかからあじやいわし、たこなどを使ったレシピをセレクト。「魚介の料理はいつも同じレパートリーになりがちと生徒さんから聞くので、変化を加えてほしい」。いずれも素朴でシンプル、どこかほっとさせてくれる味わいです。

今回はそのなかから「ペイシーニョス・ダ・オルタ」をご紹介します。

今月の料理家 柴田奈津実さん

4|ペイシーニョス・ダ・オルタ

日本に伝わった天ぷらの元祖と言われ、その見た目から「畑の小魚」という名前に。ビールやヴィーニョ・ヴェルデ(ポルトガルの微発泡ワイン)にぴったりです。

撮影=sono(mame)
材料(2人分)

モロッコいんげん 100g
薄力粉 50g
ベーキングパウダー 小さじ1/4
卵 1/2個
炭酸水(無糖) 50g
オリーブオイル 小さじ1/2
塩、こしょう、揚げ油 各適量

作り方

1.モロッコいんげんは、ヘタと筋を取り、縦に2等分に切り、太ければさらに縦半分に切る。沸騰した湯に塩を入れ、2分ほどゆでる。

2.ボウルに薄力粉とベーキングパウダーを入れ、泡立て器で混ぜる。卵、炭酸水、オリーブオイル、塩、こしょうを加えて、よく混ぜ合わせる。

3.フライパンに揚げ油を深さ3センチほど入れ、170℃くらいの中温に熱する。1のモロッコいんげんに2の衣を絡めて入れ、こんがりと色づくまで揚げる。

撮影=sono(mame)

{ひと手間}
炭酸水を加えることで、衣がサクッと仕上がります。炭酸水の代わりにビールを使っても同様の効果が得られます。

柴田奈津実さんオリジナルレシピ7品はこちら!

1|あじのグリル、スペイン風ソース

撮影=sono(mame)

2|ガスパーショ

撮影=sono(mame)

3|焼きパプリカのマリネ

撮影=sono(mame)

4|ペイシーニョス・ダ・オルタ(この記事)

撮影=sono(mame)

5|いわしのグリル、トマトサルサ(6/22公開予定)

撮影=sono(mame)

6|ポルヴォ・ア・ラガレイロ(6/26公開予定)

撮影=sono(mame)

7|トマトご飯(6/27公開予定)

撮影=sono(mame)


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レシピを考案くださったのは……

柴田奈津実
しばたなつみ●静岡県生まれ。フードコーディネーターを経てポルトガルに渡り各地のレストランや家庭の台所で料理を学ぶ。現在、ケータリング、料理教室他で活動中。日本ポルトガル協会常任講師。

撮影=sono(mame) 編集・文=平田剛三(婦人画報編集部)

『婦人画報』2026年7月号より

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