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産後3ヶ月で「もう復帰!?」幼稚園教諭への冷たい視線。保護者の『生々しい本音』に葛藤した話

  • 2026.5.28

「もう復帰したんですか!?」産後3ヶ月で仕事に復帰した先生に驚く保護者。その後聞こえてきた保護者の“本音”に、教諭である知人は小さな苦しさを覚えました。筆者の知人が体験したエピソードです。

画像: ftnews.jp
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幼稚園教諭の私

私は40代の幼稚園教諭です。
働いている園は、この地域でも人気の私立幼稚園。

近所はもちろん、隣町から子どもを通わせる保護者もいるほどで、園の教育方針が多くの親御さんに支持されているのだと思います。

そんな園ということもあり、保護者の多くは専業主婦や働く時間を抑えてお子さんとの時間を最優先にされている方々でした。

一方の私は、そんな保護者の方々とは対照的に、4歳の子どもを育てながらフルタイムで働くワーママでした。

2人目の産休、そして復帰

そんな中、私は2人目を妊娠。
ただ、当時は担任として受け持ちのクラスを持っていたので、子どもたちのことも想いギリギリまで働きました。

その後産休に入ったものの、もともと仕事が大好きという理由や、園が人手不足だという理由から、出産から3ヶ月で職場復帰。

「また頑張ろう」
そう意気込んでいたのです。

保護者からの冷たい視線

復帰した私に、多くの保護者が驚いたようすでした。

「え、もう復帰したんですか!?」
よくそんな言葉をかけられましたし、まだ生後2ヶ月強の我が子を預けて働く私について、何人かの保護者でこそこそ話し合うような姿も目に入ってきました。

「なんだろう?」
そう疑問に思っていたある日、園の門を閉めに行った際に、立ち話をしている保護者たちの声が聞こえてきたのです。

「A先生(私のこと)、もう復帰しているね」
「まだ、赤ちゃん小さいんでしょ? 私だったら考えられない。赤ちゃんと離れて働く選択をする人に、我が子を託すのはちょっと……」
「そうだよね。私たちと価値観が違いすぎる」

漏れ聞こえた保護者の本音に、私は小さな苦しさを覚えていました。

共有できている理想の一方で

たしかに私は、いわゆるバリバリのワーママです。
お子さんとの時間を最優先に選択している保護者の方とは、違う生き方をしているといえます。

ただ、私は「この園が掲げる教育目標にかなった幼児教育をしたい」という思いを持ち、保護者も「この園の教育を受けてほしい」と考えているはず。つまり、「子どもたちに最高の環境を届けたい」という“理想”は共有できているともいえるでしょう。

ただ、幼い子どもを持つ“保護者”という立場に立つと、私の選択は彼女たちの“理想”とは違うのかもしれません。

幼稚園教諭として、親として──
立場による思いのすれ違いに、ここで働き続けることの難しさを実感した出来事でした。

【体験者:40代・女性幼稚園教諭、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Junko.A
子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。

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