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J3鹿児島、ユニフォーム胸スポンサー交代を発表…『さつま島美人』の長島研醸「13年間、本当にありがとうございました!」

  • 2026.5.18

J3の鹿児島ユナイテッドFCは17日、2026-27シーズンからユニフォーム胸スポンサーが交代すると発表した。

2014年のクラブ創設以来、13年間にわたり胸スポンサーを務めてきた長島研醸有限会社が、その役割を終えることになった。一方で同社は来季以降もクラブ支援を継続する予定で、関係自体が終了するわけではないという。

長島研醸は、鹿児島を代表する本格焼酎『さつま島美人』で知られ、クラブ黎明期から経営面・地域面の両方で支えてきた存在だ。クラブがJFLからスタートし、Jリーグ参入、そして二度のJ2昇格を果たすまでの歩みを共にしてきた。胸ロゴとして長年掲出されてきた「さつま島美人」は、鹿児島ユナイテッドFCの象徴の一つとしてファン・サポーターにも広く親しまれてきた。

長島研醸の長山正盛代表取締役はコメントで、「13年間を振り返ると言葉がつながらない」と感謝を表現。「小さな企業がここまでやってこられたのは皆さんのおかげ」と語った。その上で、クラブがさらなる成長を遂げるためには新たなスポンサーに夢を託す必要があると説明し、「胸スポンサーを退く決断をした」と明かした。

また、「これからもユニフォームのどこかに残って、いっしょに闘い抜きたい」と継続支援の意思を示し、「勝利の乾杯をして、いっしょにへべれけをしましょう」と、焼酎メーカーらしいメッセージで締めくくった。

長島研醸はファン・サポーターに向けてXでも以下のような投稿を行っている。

「−−重要なお知らせ−−
13年間、鹿児島ユナイテッドFCと共に歩ませていただいたことに、心より感謝申し上げます。

長島研醸有限会社は、このたびオフィシャルトップパートナー(ユニフォーム胸ロゴ)としての役目を一区切りとさせていただくことになりました。

JFL時代からJリーグの舞台へ――
喜びも悔しさも、サポーターの皆様とともに分かち合ってきた時間は、私たちにとってかけがえのない誇りです。

スタジアムで響く声援、街に広がる熱気、そしてクラブを愛する皆様の想いに、私たちも何度も力をいただいてきました。

胸ロゴという形はいったん変わりますが、これからもスポンサーとして、そして鹿児島を愛する企業として、鹿児島ユナイテッドFCを応援し続けます。

13年間、本当にありがとうございました!
そしてこれからも、共に鹿児島を盛り上げていきましょう!
サポーターの皆様に感謝の乾杯!
鹿児島ユナイテッドFCにエールの乾杯!」

一方、クラブの徳重剛代表も、長島研醸への深い感謝を表明。2014年当時、鹿児島にはプロサッカークラブが存在せず、Jリーグ入りを目指してスタートしたクラブだったが、現在では地域にプロスポーツ文化が定着したと振り返った。

特に、JFL初年度のホーム平均観客数が1,829人だったのに対し、2026年百年構想リーグではクラブ史上最多となる6,980人を記録したことを紹介し、「現在の姿は長島研醸の支援抜きには語れない」と強調した。

近年、J2昇格争いを続けるなど競技面でも成長を続けている鹿児島ユナイテッドFC。

クラブは今回のスポンサー交代を、新たな飛躍への転換点と位置付けており、「J2昇格・J2定着、そしてJ1昇格」を次なる目標に掲げた。長年クラブを支えてきた『さつま島美人』との絆を残しながら、新たな時代へ踏み出すことになる。

筆者:奥崎覚(編集部)

試合だけでなくユニフォーム、スパイク、スタジアム、ファン・サポーター、カルチャー、ビジネス、テクノロジーなどなど、サッカーの様々な面白さを発信します。現場好き。週末フットボーラー。

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