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NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」が名古屋・徳川美術館からスタート!直を演じた白石聖が注目する品など、見どころを紹介

  • 2026.5.18

2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』と連動し、これまであまり光が当たることのなかった豊臣秀長の人となり、兄・秀吉の天下統一を支えた数々の功績を読み解くNHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」が、2026年6月14日(日)まで徳川美術館・名古屋市蓬左文庫(愛知県名古屋市)で開催中。本展覧会は兄弟のはじまりの地である名古屋からスタートし、7月8日(水)から8月31日(月)まで大阪歴史博物館、9月15日(火)から11月8日(日)まで江戸東京博物館に巡回する。

NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」が名古屋からスタート。ドラマキャスト陣の等身大パネルが並ぶフォトスポットも!
NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」が名古屋からスタート。ドラマキャスト陣の等身大パネルが並ぶフォトスポットも!

開幕に先立ち開催された内覧会には、大河ドラマ「豊臣兄弟!」で仲野太賀さんが演じる主人公・小一郎(のちの豊臣秀長)の幼なじみで、初恋相手の直(なお)を演じた白石聖さんが来場した。

内覧会に登場した白石聖さん。「ドラマの予習として楽しむのもいいですね」と、本展覧会の魅力を語った
内覧会に登場した白石聖さん。「ドラマの予習として楽しむのもいいですね」と、本展覧会の魅力を語った

秀長は、秀吉が小田原征伐を成し遂げて天下を手中に収めた翌年、居城である郡山城で病死。「彼が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた名将の知られざる素顔を、肖像画や書状といった貴重な秀長関連の文化財から垣間見ることができる。

羽柴秀長書状 長谷寺惣中宛 (1586年(天正14年)ヵ)10月16日 奈良・長谷寺(前期展示)。秀長の花押が確認できる
羽柴秀長書状 長谷寺惣中宛 (1586年(天正14年)ヵ)10月16日 奈良・長谷寺(前期展示)。秀長の花押が確認できる

ポイント1:出展作品140点のうち50点は名古屋展限定公開

名古屋展は、5月17日までを前期、5月19日(火)から6月14日(日)までを後期として一部作品の展示替えを行う。国宝2点、重要文化財33点の公開は名古屋・大阪・東京の3会場で最多となり、出展作品140点のうち50点は名古屋展限定公開。

(左)豊臣秀吉像 桃山-江戸時代 17世紀 京都・高台寺蔵(前期展示)、(右)豊臣秀長像 1788年(天明8年) 奈良・春岳院蔵(前期展示)。後期では愛知・妙興寺に伝わる秀吉像、京都・大光院に伝わる秀長像に展示替えされる
(左)豊臣秀吉像 桃山-江戸時代 17世紀 京都・高台寺蔵(前期展示)、(右)豊臣秀長像 1788年(天明8年) 奈良・春岳院蔵(前期展示)。後期では愛知・妙興寺に伝わる秀吉像、京都・大光院に伝わる秀長像に展示替えされる
小牧陣立書 1584年(天正12年) 愛知・徳川美術館蔵(通期展示、名古屋展限定公開)。秀吉と家康が生涯で唯一直接対峙した「小牧・長久手の戦い」で、羽柴軍の編成を描いた配置図
小牧陣立書 1584年(天正12年) 愛知・徳川美術館蔵(通期展示、名古屋展限定公開)。秀吉と家康が生涯で唯一直接対峙した「小牧・長久手の戦い」で、羽柴軍の編成を描いた配置図

また、2026年3月に重要文化財に指定された「高台院関係資料」のうち、肖像画や愛用品などが重要文化財となってから初めて公開されるなど、充実した展示内容に期待が高まる。

高台院像(高台院関係資料のうち) 桃山時代 (16世紀) 京都・高台寺蔵(前期展示)。豊臣家の最期を見届けた秀吉の正室・高台院(ねね)の肖像画
高台院像(高台院関係資料のうち) 桃山時代 (16世紀) 京都・高台寺蔵(前期展示)。豊臣家の最期を見届けた秀吉の正室・高台院(ねね)の肖像画

ポイント2:兄弟の絆を示す、瓦の豊臣兄弟

秀吉の居城であった大坂城から出土した瓦と、秀長の居城であった郡山城から出土した瓦を並べて展示。見比べてみると文様がよく似ており、同じ型を共有していた可能性が考えられる。瓦を生産するための道具などが共有されていたことを示す資料であり、意外なところに見つけた兄弟の絆に胸が熱くなる。

(左)大阪城跡出土瓦 16世紀 大阪市教育委員会蔵(通期展示)、(右)郡山城跡出土瓦 16世紀 奈良・大和郡山市蔵(通期展示)。文様を見比べてみよう
(左)大阪城跡出土瓦 16世紀 大阪市教育委員会蔵(通期展示)、(右)郡山城跡出土瓦 16世紀 奈良・大和郡山市蔵(通期展示)。文様を見比べてみよう

ポイント3:白石聖も注目!秀長所用が記録に残る唯一の品

「肩衝茶入 銘 薬師院」は、千利休の高弟・山上宗二による茶道具の秘伝書「山上宗二記」に「薬師院のかたつき 秀長大納言殿」と記され、記録から秀長の所用がわかる唯一の茶入れ。信長や秀吉の手に渡ったのちに秀長が所持し、その後は徳川将軍家にも伝わった。

肩衝茶入 銘 薬師院 中国・南宋~元時代(13~14世紀) 豊臣秀長ほか所用 兵庫・香雪美術館蔵(通期展示)。時の権力者に愛された、茶の湯の名品だ
肩衝茶入 銘 薬師院 中国・南宋~元時代(13~14世紀) 豊臣秀長ほか所用 兵庫・香雪美術館蔵(通期展示)。時の権力者に愛された、茶の湯の名品だ

展覧会を鑑賞した白石さんが「これほどきれいな状態で残っていることに驚きました」と話すほど、特に注目していた逸品のよう。ぜひ自分の目で実物を確かめてほしい。

秀長所用の品と知り、興味深そうに鑑賞する白石聖さん
秀長所用の品と知り、興味深そうに鑑賞する白石聖さん

ポイント4:仲野太賀が音声でナビゲート!

展示品を解説する音声ガイドのナビゲーターは、大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主人公・豊臣秀長を演じる仲野太賀さん。数々の戦を経て、兄弟で成し遂げた天下統一の軌跡をたどる。音声ガイドは、会場入口にて専用ガイド機をレンタル(1台700円)できるほか、アプリ「聴く美術」での配信(800円)も!アプリは、4月18日~11月8日(日)(予定)の配信期間中に限り、回数制限なし、会場外でも聴くことができる。

仲野太賀さんが、兄弟ゆかりの品々の魅力を紹介する
仲野太賀さんが、兄弟ゆかりの品々の魅力を紹介する

ほかにも、兄弟が仕えた織田信長、天下を目指すライバルだった徳川家康、家臣として重用した黒田官兵衛や藤堂高虎、文化面において深い関わりがあった千利休らゆかりの品々も必見。兄弟の生き様とともに、2人が駆け抜けた戦国乱世を深く知ることができるだろう。

■NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」名古屋展 開催概要

会期:2026年4月18日~6月14日(日)

前期:2026年4月18日~5月17日

後期:2026年5月19日(火)~6月14日(日)

会場:徳川美術館・名古屋市蓬左文庫

料金:一般2000円、高大生1200円、中学生以下無料

開館時間:10時~17時(最終入館16時30分)

休館日:月曜日

主催:徳川美術館・名古屋市蓬左文庫・NHK名古屋放送局・NHKエンタープライズ中部・中日新聞社・日本経済新聞社

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