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映画『名無し』公開初日から“77.4時間”限定で無料読み放題キャンペーンを実施!映画とは結末が異なる漫画版の見どころは?

  • 2026.5.22

『爆弾』(25)の怪演で第49回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞や第50回報知映画賞助演男優賞など、国内の映画賞を席巻した佐藤二朗。彼が数奇な運命を背負った“名前のない怪物”を演じる映画『名無し』の公開を記念し、佐藤自らが原作を手掛けた漫画版「名無し」をおトクに楽しめるキャンペーンが実施中だ。

【写真を見る】佐藤二朗が執筆した“お蔵入り寸前”の脚本に最も近い!?異なるラストなど、映画版との違いに注目

青春映画からサイコミステリーまで、幅広いジャンルの作品を100本以上世に送りだしてきた“映画職人”城定秀夫監督がメガホンをとった本作は、佐藤演じる右手で触れたものすべてを消し去る力を備えた“名無し”の希望と絶望、そして狂気を描いたサイコバイオレンスだ。共演には、SUPER EIGHTの丸山隆平や、近年はプロデューサーとしても活躍するMEGUMI、駆け出し時代に演劇界で佐藤と切磋琢磨した佐々木蔵之介らが名を連ねている。

白昼のファミリーレストランで起きた、残忍な無差別大量殺人事件。警察が入手した防犯カメラ映像に残されていたのは、容疑者らしき中年男の姿。しかし、どんなに目を凝らしても凶器を握っているはずの右手のなかには何も見えなかった。世にも奇妙な“凶器なき犯行”に捜査が難航するなか、男の正体が11年前に万引きで事情聴取を受け、“山田太郎”と名乗った人物と判明。やがて山田の過去と、目に見えない力の秘密に隠された恐るべき真実が明らかにされていく。

映画脚本から漫画、そして映画へ…『名無し』が辿った数奇な運命

佐藤二朗が自ら原作・脚本・主演を務めた『名無し』 [c]佐藤二朗 永田諒 / ヒーローズ [c]2026 映画「名無し」製作委員会
佐藤二朗が自ら原作・脚本・主演を務めた『名無し』 [c]佐藤二朗 永田諒 / ヒーローズ [c]2026 映画「名無し」製作委員会

もともとは佐藤自らが主演兼監督を務めるつもりで脚本を執筆したことからスタートした本作の企画。しかし、「いまの日本の映画界の現状では、オリジナルの物語は難しい。親身に相談に乗ってくれた何人かのプロデューサーにそう言われたんです」と佐藤が振り返るように、その道のりは想像以上に険しいものだったようだ。

過激なテーマと特殊な世界観ゆえに一時はお蔵入りになりかけた脚本は、その後、縁あってウェブコミック編集者の目に留まり、映画ではなく漫画として日の目を見ることとなる。「園田の歌」や「DELETE」などで知られる永田諒が作画を担当し、ウェブコミック配信サイト「HERO'S Web」で2024年10月に連載がスタート。俳優である佐藤が初めて原作を務めた作品ということで話題を集め、ようやく映画化への道が開かれる。

“名無し”の少年時代のエピソードなど、漫画版ではさらに深掘りされている [c]佐藤二朗 永田諒 / ヒーローズ [c]2026 映画「名無し」製作委員会
“名無し”の少年時代のエピソードなど、漫画版ではさらに深掘りされている [c]佐藤二朗 永田諒 / ヒーローズ [c]2026 映画「名無し」製作委員会

「最初の脚本は、より漫画に近いものでした」と、映画化にあたって佐藤の脚本をブラッシュアップした城定監督は明かす。「山田太郎の過去や照夫とのエピソードなど、感動的な要素が多かったのですが、(映画版では)事実をもう少しフラットな目線で見つめ、彼にどんな過去があっても同情する必要はないという視点を入れた方がいいと思い、そこを軸にしていきました」。

その言葉からもわかるように、漫画版と映画版では物語の展開自体に大きな差はないながらも、“見せ方”に決定的な違いがある。映画版では描ききれなかった山田太郎の内面や、より濃密なドラマ性、そして“凶器”の演出など、佐藤が最初に構想したオリジナルにもっとも近い状態に触れられることこそ、漫画版「名無し」の最大の見どころといえるだろう。

読んでから観るか、観てから読むか…映画版と異なる結末が待っている!

【写真を見る】佐藤二朗が執筆した“お蔵入り寸前”の脚本に最も近い!?異なるラストなど、映画版との違いに注目 [c]Jiro Sato Ryo Nagata
【写真を見る】佐藤二朗が執筆した“お蔵入り寸前”の脚本に最も近い!?異なるラストなど、映画版との違いに注目 [c]Jiro Sato Ryo Nagata
緻密に描かれた背景や登場人物の表情で、より物語の深部に触れることができる [c]Jiro Sato Ryo Nagata
緻密に描かれた背景や登場人物の表情で、より物語の深部に触れることができる [c]Jiro Sato Ryo Nagata

映画『名無し』公開を記念し、電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」では公開初日である5月22日(金)の10時から5月25日(土)15時40分の期間限定で「名無し」のコミック第1巻& 第2巻が読み放題となる「『名無し』映画化記念!77時間40分!!BOOK☆WALKERで無料公開キャンペーン!」を実施中だ。

目を背けたくなるような刺激的な描写は、映画版でも忠実に再現 [c]Jiro Sato Ryo Nagata
目を背けたくなるような刺激的な描写は、映画版でも忠実に再現 [c]Jiro Sato Ryo Nagata
映画版を観てから漫画版を読めば、もう一度映画館に足を運びたくなること間違いなし! [c]Jiro Sato Ryo Nagata
映画版を観てから漫画版を読めば、もう一度映画館に足を運びたくなること間違いなし! [c]Jiro Sato Ryo Nagata

目に見えない力を持った山田太郎が狂気をエスカレートさせ、重ねていく凶行。その背景にある少年時代のできごと。そして絶望のなかに差しこんだ一筋の希望が描かれていく第1巻&第2巻。読み放題となるこの期間に、一気に読破してみてはいかがだろうか。

また、完結編となる第3巻は5月15日に発売されたばかり。これに合わせ、「BOOK☆WALKER」をはじめ各電子書籍ストアでは第1巻&第2巻の半額セールも行われている。先述の無料お試しキャンペーンで漫画版を気に入り、手元に残して繰り返し読みたいという人は、このおトクな機会に購入するのがおすすめだ。

漫画版の作画を担当したのは「園田の歌」や「DELETE」の永田諒 [c]Jiro Sato Ryo Nagata
漫画版の作画を担当したのは「園田の歌」や「DELETE」の永田諒 [c]Jiro Sato Ryo Nagata
映画版の公開に合わせて、漫画版「名無し」がおトクに楽しめる! [c]Jiro Sato Ryo Nagata
映画版の公開に合わせて、漫画版「名無し」がおトクに楽しめる! [c]Jiro Sato Ryo Nagata

ちなみに漫画版では、映画版とは異なる結末が用意されている。佐藤がインタビューのなかで、「僕がいろいろと説明をしなくても、それぞれに何かを感じていただけるはずだと思っています」と語っていた、映画版で描かれたラストシーンのさらに“その先”を、漫画版では知ることができる。

前情報を一切入れずに映画版を観てから、気になったシーンを漫画版で深く噛みしめてみるのも良し。漫画版でしっかりと予習をしたうえで映画版に臨むのも良し。お好きな楽しみ方で、この『名無し』という作品の衝撃を隅々までじっくりと味わってみてはいかがだろうか。

文/久保田 和馬

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