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【フライパンでおこわ炊く!】蒸し器なしでも30分でモッチモチ♡旨味ぎっしり「中国風おこわ」作ってみた!

  • 2026.5.2

もち米と様々な具材を蒸し器で蒸して作るおこわ。家庭で作るにはハードルが高いイメージがあり、作ったことはありません。でも料理研究家の上田淳子さん考案「中国風おこわ」は、フライパンひとつで、30分で炊けるというから驚き。興味津々で挑戦してみます!


焼く・炒めるだけではもったいない!フライパンは「炊く」料理にも最適



今回作ってみる「中国風おこわ」は、料理研究家・上田淳子さん考案のレシピで、農家向けの月刊誌『家の光』2020年5月号の別冊付録「ラクして絶品!フライパンおかず」レシピ集で紹介されていました。

『家の光』は、101年前の大正14年(1925年)に創刊された、JAグループのファミリー・マガジン。「食と農」「暮らし」「協同」「家族」を柱に、暮らしに役立つ情報が幅広く掲載されていて、読み応えのある雑誌なんですよ。

上田さんは、とにかくご飯の支度を楽に済ませたい!という方のために、フライパンを使った、早くておいしいレシピを考案したとレシピ集にコメントを寄せていました。

フライパンは、たいていの家庭にひとつはある調理道具。焼いたり炒めたりするのによく使われますが、上田さんは「煮る・蒸す・炊く」も万能にこなせると、様々なフライパンレシピを紹介。フライパンは火の回りが速いので時短につながり、口径が広いので材料の出し入れがしやすいというメリットをあげていました。

おこわはもち米を蒸し器で蒸して作られる料理。炊飯器でも炊けますが、もち米を常備していないこともあり、筆者はおこわを作ったことがありません。

ですが、上田さんの手にかかればおこわもフライパンでできちゃうそう。炊飯器で作るよりも時短で作れるようなので、初のおこわ作りに挑戦してみます!

フライパンで作れる♪「中国風おこわ」作ってみた!

今回はお米の代わりに、5分づきで精米したお米(うるち米)を使用します。



【材料】(2人分)
うるち米…1合
もち米…1合
たけのこ(水煮)…100g
焼き豚(市販)…100g
長ねぎ…1/2本(40g)
干ししいたけ…3枚(20g)※今回は小サイズ5枚(20g)使用
水…1カップ(200ml)+1カップ(200ml)
しょうが…1かけ
塩…小さじ1/3
こしょう…適量
しょうゆ…大さじ2
みりん…大さじ2
ゴマ油…大さじ1/2

【作り方】
1. ボウルに干ししいたけと水(200ml)を入れて戻します。



今回は前日の夜に干ししいたけを水に浸し、半日ほどかけて戻しました。翌日に見てみると水が茶色く色付き、干ししいたけの旨味を抽出できました。

2. うるち米ともち米を一緒にサッと洗ってボウルに入れ、水(200ml)と1の戻し汁を注いで30分吸水させます。



洗ったうるち米ともち米に水と干ししいたけの戻し汁を加え、30分ほど吸水させました。

3. 長ねぎとしょうがをみじん切りに、1の戻したしいたけとたけのこを1cm角に、焼き豚を角切りにします。



たけのこ、焼き豚、長ねぎ、しょうがで中華っぽい味わいになりそう。半日かけて戻すと、干ししいたけはやわらかくなりました。

4. ゴマ油を引いたフライパンを中火で熱し、3をサッと炒めて塩とこしょうで味付けします。



しょうがと長ねぎの香りが立つ程度に2分ほど炒め、たけのこ、戻したしいたけ、焼き豚を加えて1分ほど炒めました。この後お米を炊くので具材をお皿に取り出し、フライパンをサッと洗っておきました。

5. フライパンに2の米を水ごと入れ、しょうゆ、みりんを加えて混ぜます。4をのせてフタをして中火に点火し、煮立ったら弱火で15分炊きます。



干ししいたけの戻し汁が茶色いので、すでにしょうゆを加えたかのよう。しょうゆとみりんを加えて味付けしました。



炒めた具材を全体にのせたら後は炊くだけです。



フタをして中火で5分ほど加熱するとふつふつとしたので、弱火にして15分炊きました。炊いている間はすることがなく、ご飯の様子を見守っていましたが、焦げ付くような香りはせず、トータル20分でちょうど水分がなくなりました。

6. 火を止めて10分ほど蒸らします。



火を止めたら10分ほど放置し、ご飯を蒸らしたら完成です。


干ししいたけが肉厚でたけのこがサクサク。濃そうに見えるのに薄味でやさしいお味



料理研究家・上田淳子さん考案の「中国風おこわ」が完成!フタを取るとご飯がふっくらと炊きあがっています。もち米入りですが、普通のお米で炊いたような仕上がりです。

具を上にのせて炊いたので、具が全体に行きわたるように混ぜ合わせてからいただきます。



食べてみると、もち米を加えているのでいつも食べるご飯よりもややもっちりとして、ご飯自体に甘さがあります。茶飯のような茶色いご飯ですが、干ししいたけの戻し汁で炊いているので、見た目ほど味は濃くなく、やさしい干ししいたけの旨味が広がります。

干ししいたけはふっくらとしていて肉厚で、たけのこはサクサクとした歯応え。しょうゆっぽい味わいの焼き豚の旨味がまんべんなくご飯に混ざっていて、具だくさんな食べ応えです。

料理名が「中国風おこわ」なので、ゴマ油の利いた中華っぽい味わいを想像しましたが、干ししいたけの旨味が広がる、和風の炊き込みご飯を思わせるおいしいご飯でした。

炒めるのも炊くのもフライパンでOK♪約30分で気軽におこわ風に



JAグループのファミリー・マガジン『家の光』の別冊付録レシピ集で見つけた、料理研究家・上田淳子さん考案の「中国風おこわ」。おこわは蒸し器で作るのが一般的ですが、もち米を半量加えるこのレシピは、フライパンで気軽に、ふっくらと炊けるレシピでした。

フライパンを使えば、具材を炒めるのも炊くのもひとつの調理器具で済み、炒め時間を含めても30分ほどで作れました。おこわを炊飯器で作るレシピもありますが、普通のご飯同様に1時間ほどかかるようです。

それに比べると、フライパン調理の場合は半分くらいの時間で済み、かなり時短で作れました。

もち米だけで作るより、もちもち感は控えめですが、ややもっちりとするので普段のご飯とは違う食感で楽しめると思います。

全体的にやさしい味わいに仕上がるので、もっと中華らしさを出したい場合は、長ねぎ、しょうが、ゴマ油の量を増やしても良さそうですよ。

炊き込みご飯とはひと味違う「中国風おこわ」。フライパンだけで作れるので、普段の献立に取り入れてみてくださいね。

上田淳子さん プロフィール

調理師専門学校の西洋料理研究職員を経て渡欧。ヨーロッパや日本のレストランなどで修業後、料理研究家として幅広く活躍する。自宅で料理教室を主宰するほか、雑誌やテレビ、広告などで活躍。双子のお母さんであり、育児、家事と仕事を両立する経験を経て得た知識を生かしたレシピ提供も好評。『るすめしレシピ』『冷たいフライパンに食材を入れてから火にかける コールドスタート』(自由国民社)、『冷凍お届けごはん』(講談社)、『フランス人に教わる3種の“新“蒸し料理。』(誠文堂新光社)、『バターは調味料。ほんの少し使うだけでおいしくなる』(グラフィック社)など著書多数。

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