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私が元カノに「もう連絡しないで」と送らせてしまった。3ヶ月後に取り消したあのメッセージの、本当の理由

  • 2026.4.13
ハウコレ

あの夜、私はスマホを手に長い時間画面を眺めていました。送信ボタンを押した瞬間、後悔だけが先にやってきました。

「さようなら」が届いた夜

「もう連絡しないで。さようなら。」

彼女からのその一文を見たとき、薄々こうなるとわかっていた自分がいました。女性の友人と頻繁に連絡を取り合っていたこと、問い詰められるたびに「そんなことないって。気にしすぎだよ」の一言でかわし続けてきたこと。自分でわかっていて、それでも止めませんでした。怒りも泣きもなく、ただ静かな終わりでした。正直に話せば関係が終わる。終わってもいいとさえ思っていた部分が、どこかにあったのだと思います。

新しい関係と、消えない影

別れてすぐ、以前から気になっていた女性と付き合い始めました。うまくやっていけると思っていた。でも3ヶ月も経たないうちに、彼女からメッセージが届きました。

「あなたって、どこか上の空な感じがする」

その言葉が刺さりました。自分でも薄々気づいていたことだったから。別れを切り出されたその夜、気がつくと元カノのトーク画面を開いていました。長い時間ただ眺めていて、「元気にしてる?」と打って、送信して、3秒後に取り消しました。何がしたかったのか、自分でもうまく説明できません。

取り消しても、消えないもの

数日後、共通の知人のSNSで元カノの写真を見かけました。友人たちと笑顔で写っていて、コメント欄には見知らぬ男性の名前もありました。楽しそうで生き生きとしていて、ずっと傍にいた頃よりも、ずっと明るく見えました。

都合のいい気持ちで連絡しようとした自分への情けなさと、彼女がちゃんと前に進んでいることへの安堵が、同時にやってきました。取り消しておいてよかった、と思うと同時に、取り消す必要がある自分になってしまったことへの後悔も、静かに積もっていきました。

そして...

元カノへの未練でも、新しい彼女への後ろめたさでもなく、自分自身への情けなさだけが残りました。誰かの気持ちを「気にしすぎ」の一言でかわし続けてきたことに、ようやく向き合う気持ちになれた気がします。

「送信取り消し」あの表示は、最後まで何も伝えられなかった私の証明でした。次に誰かと向き合うときは、ちゃんと言葉にしようと、静かに決めました。

(20代男性・営業職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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