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ヘンリー王子、名誉毀損裁判で「ネットいじめ」の主犯と非難される 被害者から一転、加害者に?

  • 2026.4.12
ヘンリー王子(Prince Henry) Max Mumby/Indigo / Getty Images

ダイアナ元妃を偲んでチャリティ組織「サンタバリー」を設立、パトロンとして支援してきたヘンリー王子。昨年、パトロンの立場を退いた。新たに組織の理事長に就任したソフィー・チャンダウカ博士と対立したことが主な原因だった。サンタバリーはその後、ヘンリー王子抜きで活動を続けていたが、先週王子を名誉毀損で訴えた。その詳細が明らかになった。新聞「ガーディアン」などが報じている

サンタバリーは王子がネットいじめを行ったと主張している。裁判書類には「2025年3月25日以降に行われた組織的なネガティブキャンペーンにより、我々の業務に支障が起きた」と書かれている。このネガキャンによりサンタベリーの評判も「著しく損なわれた」と主張している。ちなみに王子がパトロンを辞めることが最初に報じられたのが、この2025年3月25日頃である。

サンタバリーのポロのチャリティマッチで。ヘンリー王子(Prince Henry)、メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex) Jason Koerner / Getty Images

サンタバリーは「証拠に基づき、このネガティブキャンペーンの首謀者をヘンリー王子とマーク・ダイヤーだと特定した」と書いている。ダイヤーはチャールズ国王の元侍従で、ヘンリー王子のスタッフ。サンタバリーでも元理事を務めていた。サンタバリーは、王子とダイヤーが行った「ネガティブキャンペーンの中で虚偽の情報がマスコミによって拡散された」と主張。それが引き金となって「サンタバリーに対する激しいネットいじめが起きた」と述べている。

この主張を王子とダイヤーは全面否定。声明を発表すると、サンタバリーの主張を「侮辱的で中傷的だ」と否定し「断固として否定する」と対立姿勢を露わにした。また「慈善資金が、組織が本来奉仕すべき地域のために使われるのではなく、20年近くにわたって組織を築き支援してきた人に対する訴訟に使われているのは異常だ」とも。サンタバリーが設立者であるヘンリー王子を訴えるのに慈善のための活動資金を使っていることを非難している。サンタバリーは「活動資金は使っていない。裁判費用は全額、外部の資金だ」と説明している。

ソフィー・チャンダウカ(Sophie Chandauka)、ヘンリー王子(Prince Henry) Brian Otieno / Getty Images

ヘンリー王子といえば、これまで自分とメーガン妃がネットいじめの被害者だと主張、いじめの撲滅を訴えてきたことで有名。またタブロイド紙が自分たちに関するフェイクニュースを流していると非難してきた。その王子が虚偽の情報拡散とネットいじめで訴えられるとは皮肉な展開だと、イギリスマスコミの注目が集まっている。

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