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「クマと人が食べたいものは似ている」冬眠明けの山でばったり会わないための注意点とは

  • 2026.3.27

雪解けも進み、だんだんと近づいてくる春。 2025年、出没が相次いだクマも活動の時期を迎えているようです。

連載「クマさん、ここまでよ」

根室市落石近くを走る列車内から勢いよく走る1頭のクマが目撃されました(記事冒頭の写真・HBC視聴者提供)。
同じ日、厚岸町や別海町などでもクマの目撃は相次ぎました。

十勝でもクマに動きが…。新得町にあるクマの飼育施設、サホロリゾート ベア・マウンテンです。
冬眠用の檻の中のクマが、起き上がって動き始めています。

Sitakke

背中がとがり、少し痩せています。

「もっと本当は丸い」と説明してくれたのは、ベア・マウンテンの坂出勝園長です。

クマの生態をよく知ってもらうため、より自然に近い環境で飼育しているこの施設。
12月からエサを与えず「冬眠」させていましたが…。

「2月20日前後ごろには『エサくれ!』と激しく動くクマがいた。いま胃が小さくなっているので、だんだんエサの量を増やしていっている」## 3月に注意が必要なワケ

Sitakke

過去5年間、1月から3月末までの間に道警に寄せられたクマの通報件数では3月にぐっと件数が伸びているのがわかります。 多くのクマが動き始めるのが今の時期なのです。

専門家は冬眠明けのクマは特に気性が荒いわけではないとしながらも、注意が必要だといいます。

酪農学園大学の佐藤喜和教授は、「2025年の秋、特に札幌近郊は餌がないときにクマたちが山沿いの公園や川沿いのクルミを求めて山から下りてきていたが、クルミが春の段階でも残っていると、クマが食べにやってくるかもしれない。そういったエリアでは注意したほうがいい」と指摘します。

Sitakke
去年

雪が解け、歩きやすくなる山。
山菜採りのシーズンも迎え、多くの人が山に入る時期でもあります。

佐藤教授は、「クマの食べものと、人が山菜で食べたいものは本当に似ているので、ばったり出会ってしまう可能性もある」と警鐘を鳴らします。

佐藤教授は、クマの住む森に行く際は、音を出したり複数で行動したりするなど、今からしっかりした対策を取るよう呼びかけています。

連載「クマさん、ここまでよ」

取材・文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は、HBC「今日ドキッ!」放送時(2026年3月18日)の情報に基づきます。

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