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「うちの子、天才かも!」自慢が止まらないママ。でも、その顔はクマだらけ。彼女に起きていた異変とは?

  • 2026.5.4

すぐにマウントを取ってくる人っていますよね。子どものことを応援したい気持ちはあるものの、会話のたびに自慢話が続くと、どう返すのが正解なのか戸惑ってしまうものです。今回は、筆者の友人の体験談をお届けします。

画像: 「うちの子、天才かも!」自慢が止まらないママ。でも、その顔はクマだらけ。彼女に起きていた異変とは?

止まらない自慢話

近所のママ友Bさんは、会うたびに息子さんの成績の話をします。
「模試でまたA判定だったの!」
「特待生を勧められてて」
など、その内容はどんどんヒートアップ。

私は決まって「すごいね」と返していましたが、正直、心の中では重いため息をついていました。

テストの点数で子どもの価値を測るような彼女の口ぶりに、モヤモヤが募る日々。
次第に、Bさんと距離を置きたいとさえ思うようになっていました。

ふと抱いた違和感

ある日のことです。
いつものように自慢を繰り出すBさんの顔をふと見ると、目の下に薄っすらとクマがあり、どこか疲れ切っているように見えました。

そのとき、ふと思ったのです。
Bさんも子育てに必死で、本当はギリギリのところで踏ん張っているのでは? と……。

必死に自分を追い込み、張り詰めた糸が今にも切れそうになっている。
「成績の自慢」という盾を構えていないと、Bさん自身が今にも崩れ落ちてしまいそうに見えました。

その必死な横顔を見た瞬間、私の中にあった苛立ちはどこかへ消え、なんだか胸がギュッと締め付けられたのでした。

相手の「心」を温める一言の力

そこで、いつもの「すごいね」を封印し、少しトーンを落として伝えてみました。

「Bさん、息子さんのサポートを毎日本当に頑張っているね。Bさんが一生懸命だから、息子さんも頑張れているんだと思うよ。たまには自分を甘やかしてね」

Bさんは一瞬キョトンとした後、視線を落として「……そんなこと言われたの、初めて」と声を詰まらせました。

Bさんは、誰かに「母親としての自分」を労ってほしかったのかもしれない。
不意に、彼女の心の叫びが聞こえた気がしました。

マウントの呪縛から解き放たれて

それ以来、Bさんの自慢話は激減しました。

代わりに「最近こんなパンを焼いたの」といった彼女自身の趣味の話や、ちょっとした悩み相談が増えたのです。

強い言葉の裏には、その人の弱さが隠れていることもあります。
少し視点を変えてみることで、人と人との関係はこんなにも変わるのだと実感した出来事でした。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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