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「35坪・4LDKで収納に困るとは…」新築半年で“和室が衣類の山”になった40代夫婦の誤算

  • 2026.4.21
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

こんにちは、元注文住宅営業マンのホリカワです。

注文住宅の間取りづくりには、建築主(施主)の性格や暮らし方がよく表れます。中でも顕著に差が出るのが「収納計画」です。持ち物の量に向き合い、必要な収納スペースを確保した建築主の家は、いつ訪問しても部屋がすっきりしています。

一方、収納計画を「なんとなく」で進めた家は、新築にもかかわらず入居早々から物があふれ始めることも。「片付いた状態をキープしたい」なら、間取りづくりの段階で収納と徹底的に向き合うことが大切です。

「35坪・4LDKで収納に困るとは…」40代夫婦の誤算

以前、40代のご夫婦が延床面積35坪・4LDKの注文住宅を建てたケースがありました。

各部屋のクローゼットだけでなく、リビング収納やキッチンパントリーも設けましたが、この分散収納が後悔の元に…。

というのも、ご夫婦は整理・収納が苦手で、あちこちに点在する収納を使いこなせなかったのです。入居半年で、和室に衣類が積み上がり、廊下や階段にまで物があふれる状態になってしまいました。

このご夫婦のようなケースでは、収納を1か所に集約するスタイルのほうが管理しやすかったかもしれません。

収納スタイルは大きく3タイプに分けられる

じつは、収納には主に3つのスタイルがあります。

  • 使う場所のそばに配置する分散型
  • 1か所に集約するファミリークローゼット型
  • 両方を組み合わせたハイブリッド型

どれが合っているかは、敷地条件や家族構成、片付けの習慣で異なります。洗濯物を各部屋に配るのが負担ならファミリークローゼット型、各自で管理したいなら分散型が向いているでしょう。

自分たちの暮らしに合わないスタイルを選んでしまうと、じゅうぶんに収納を生かしきれないこともあります。

インテリアコーディネーターが教える「失敗しない収納計画」

私はインテリアコーディネーターの資格を持っているのですが、その視点で見ると、収納のステップは以下の3段階に分けられると考えています。

  • 要る物と要らない物を分ける(判断力)
  • 要らない物を捨てる(決断力)
  • 要る物をしまう(収納計画・収納術)

じつは、最初の2つが「片付け上手」の本質です。ここを飛ばすと、どれだけ収納が充実した間取りでも散らかりやすくなります。

まずはこの2段階を済ませたうえで、家族全員の持ち物をリストアップしましょう。これが収納計画の出発点です。

収納にしまう物の量が見えてきたら、次は収納の大きさを決めます。予算や敷地に余裕があれば、子どもの成長などを見越して、1~2割の余裕を持たせておくと安心でしょう。

可動棚・ハンガーパイプ・引き出しなど、「しまい方の設計」も収納する物に合わせてこだわってみてください。

「何を・どこに・どうしまうか」が片付く家をつくる

収納計画は、暮らしの快適さに直結する重要テーマです。部屋が散らかっていると、探し物に時間を取られたり、日々のストレスにつながったりします。

新築するのであれば、「いつもきれいな家」を目指して、収納計画にとことんこだわってみませんか?

まずは持ち物を整理し、必要な収納の容量と、自分たちに合った収納スタイルを見極めることから始めてみてください。


ライター:ホリカワ ダット
注文住宅の建築会社に営業職として従事したあと、SEOライターとして独立。500組以上の家づくり相談に携わった経験をもとに、「マイホーム取得を少しでもラクに」をテーマに、住宅ジャンルの記事を幅広く執筆中。インテリアコーディネーター/1級カラーコーディネーター(商品色彩)資格保有。


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